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わたしはデヴィッド・ボウイに、このGIFを捧ぐ

デヴィッド・ボウイの死を悼む声がソーシャルメディア上に溢れるいま、1点のGIFがある種の「シンボル」となっている。

 
 
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TEXT BY MARGARET RHODES

WIRED NEWS (US)

人を惹きつけてやまず、変貌を繰り返し続けたロックンローラー、デヴィッド・ボウイが癌で亡くなった。18カ月間の治療の末のもので、69歳だった。

哀しみを分かち合うとき、人は多くの場合、故人に敬意を払うシンボルを求める。この日においては、イラストレーター、ヘレン・グリーンによるこのGIFがそのシンボルとなったかのようだ。

英国出身の年若いアーティストであるグリーンが実際にこのアニメーションを創作したのは、1年前、ボウイの68歳の誕生日のときだった。彼女はその作品を「Time May Change Me」(ご存じだろう、「Changes」のフレーズだ)と命名した。

アニメーションは、ボウイのカメレオンのような人生におけるそれぞれの肖像を色鉛筆で描いた29点のイラストからなっている。ジギー・スターダストとしてのボウイ、アラジン・セインとしてのボウイ、トム少佐としてのボウイがいる。幾度も変革を重ねた、ボウイとしてのボウイがいる。哀悼の念がインターネット上を駆け巡るなか、デザイン・アートの団体が彼を追悼すべく、TwitterやInstagram、Facebookでシェアしている。

ボウイはアーティストであると同時に、ボウイ自身がアートだった。今後、このアイコンには、数多くのヴィジュアルによる賛辞が捧げられるだろうが、ボウイの自己変革と臆面もない自己表現の能力を称賛するグリーンのオマージュは、特別にふさわしいものとして、わたしたちの胸を打つ。

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※この翻訳は抄訳です
 
 
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