(台北 13日 中央社)台湾鉄路管理局屏東駅の旧駅舎に残されていた白熱電球式のデジタル時計が11日、役目を終え撤去された。同型の時計としては同局最後の1台とされる。
同時計は日本製で、60ワットの電球約100個を組み合わせて時刻を表示した。長年にわたって駅を利用する人々から親しまれたが、当初日本など海外から輸入していた消耗部品などが生産停止になると、ほかの駅などで先に引退した同型時計から部品を補うなどして延命を続けていた。
だが、屏東駅は高架化工事の進展に伴い、昨年8月に新駅舎に移転。旧駅舎は解体されることになり、時計も撤去が決まっていた。
(編集:齊藤啓介)
読み込み中…