【済州聯合ニュース】韓国南部の済州道と北海道は12日、済州道庁で共同発展と繁栄のための友好協力都市協定を締結した。
協定式には元喜龍(ウォン・ヒリョン)済州道知事と高橋はるみ北海道知事のほか、北海道議会の遠藤連議長などが出席した。
双方は今後、観光産業交流や両地域に対する観光客誘致活動、グローバル人材の育成などを積極的に推進することにした。また済州道は北海道が得意とする1次産業関連の施策を取り入れる方針だ。
済州道と北海道は2012年から交流協力について協議を続けており、14年4月に北海道知事が済州道を訪問した際にも協約の締結が提案されたが、同年発生した韓国旅客船セウォル号の沈没事故や、昨年韓国で流行した中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの影響などで2回延期された。