PINGの新製品発表会見に参加した大山(中)と鈴木(左)、一ノ瀬=東京都内で(松岡祐司撮影)
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新相棒とともにリオへ−。女子ゴルフの大山志保(38)=大和ハウス工業=が12日、今夏のリオ五輪出場に向け、5年ぶりにエースドライバーを変更する意向を明らかにした。新兵器は、クラブ用品契約を結ぶPINGの最新作「Gシリーズ」(3月4日発売)。昨年末の試打で飛距離が10ヤード以上も伸びたといい、大山は「衝撃的。シーズンに入れば(昨季の平均飛距離256・5ヤードから)20ヤードアップもいけるかもしれない」と語った。
同メーカーの2世代前のドライバーを4年間愛用してきたため、「最大の目標」というリオ五輪を前にクラブ変更には乗り気でなかった。だが、新型モデルを手にすると、「打った瞬間、びっくりした。クラブでこんなに変わるんだ」とすぐさま実戦投入を決断した。
昨年は全米女子で5位に入ったが、「(満足感より)まだまだやれる手応えの方が大きかった」と大山。念願のリオ五輪に向け、「今は出場が目標。(今季)開幕までには『メダルを取る』と言えるように仕上げていきたい」と表情を引き締めた。今季初戦は、ホンダLPGA(2月25日開幕、タイ・パタヤ)。(松岡祐司)
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