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【芸能・社会】

あぶない刑事ファン1000人熱狂 伝説の4人が歌舞伎町ジャック

2016年1月13日 紙面から

映画「さらばあぶない刑事」のレッドカーペットイベントに登場した(左から)浅野温子、舘ひろし、柴田恭兵、仲村トオル=東京・新宿で(佐藤哲紀撮影)

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 俳優舘ひろし(65)と柴田恭兵(64)が12日、東京・歌舞伎町のTOHOシネマズ新宿で、映画「さらば あぶない刑事」(村川透監督、30日公開)のレッドカーペットイベントに登場。浅野温子(54)や仲村トオル(50)などシリーズおなじみの面々や今回初出演の菜々緒(27)らも顔をそろえ、あぶデカファミリーが歌舞伎町をジャックした。

 東京ではこの日、初雪が観測され、今冬一番の冷え込みとなったが、ファン約1000人の熱気が寒さを吹き飛ばした。白いリムジンが会場に到着し、舘、柴田、浅野、仲村のあぶデカ“伝説の4人”が姿を現すと、ファンのボルテージが最高潮に達した。

 「タカさん(舘)、かっこいい!!」「ユージ(柴田)、最高!!」と役名で呼び掛けられるなか、舘や柴田は劇中同様のサングラスを身に着け、50メートルのレッドカーペットを悠然と歩いた。

 横浜・港警察署捜査課の刑事コンビを主役にした“あぶデカ”は今年でドラマ放送開始から30年、劇場版は2005年公開の「まだまだあぶない刑事」以来となる。大歓声に感激した舘は今作のヒットに手応えをつかんだ様子。シリーズ最終作とされているが、続編の可能性を問われると「正直もう1本やりたいという気持ちはある」と意欲を見せた。これに対し、柴田は「これで来年もやったら詐欺でしょう」と笑わせていた。

 

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