スムージーとは|正しく知って最大の効果を得るための全知識

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2014年に流行りだし、今では定番となりつつあるスムージー。芸能人にも愛用者が多く、目にする機会も増えましたよね。ただ、「スムージーって何?」と改めて聞かれると答えられない方も多いのではないでしょうか?

最初はスムージーと言えば単純に「凍らせた野菜や果物をミキサーにかけて飲む」ぐらいのものでしたが、生野菜を使ったものが増えてくると「グリーンスムージー」という単語が目につくようになり、その後もナッツ類を豊富に使った「ダイエットスムージー」なるものまで登場。

ここまで増えてくると、自分に合ったスムージーは何なのかわかりにくくなってしまいますよね。

このページを読めば、スムージーに対する基礎知識をわかりやすく体系的に学ぶことができます。できるだけ簡潔にまとめていきますので、5分ほどで読み終わるころにはスムージーのイロハが身についているはず!さぁ、一緒に確認していきましょう。

1. スムージーとは

そもそもスムージーとは「凍らせた野菜や果物をミキサーにかけた飲み物」の総称です。

スッキリと美味しく野菜や果物を摂れることもあり人気が広まっていき、その後研究が進んでいくと用途に応じて色々と工夫されると種類も増えていきます。下記に紹介していきますね。

1-1. 野菜ジュースとスムージーの違い

スムージーと野菜ジュースの最も大きな違いは使う道具の違い。ミキサーで作るのがスムージー。ジューサーで作るのが野菜ジュースです。

スムージーと野菜ジュースの違い

ジュースクレンズによる本質的な効果とスムージーとの違い」でも紹介していますが、スムージーは野菜ジュースとは異なり皮や種も丸ごとミキサーにかけて作りますのでジュースと比べると食物繊維や栄養素が豊富です。ただし、パワーのあるミキサーを使わないとその分どろっとして飲みにくくなってしまいます。

また、市販されている野菜ジュースに関しては加熱処理されていますので、上記以外にも自宅で作るスムージーとは栄養の面で大きな差がでます。ビタミン類など熱に弱い栄養素は市販の野菜ジュースからは摂取しにくいです。

また、栄養表示をチェックしていただければわかりますが、市販の野菜ジュースは意外と糖分が多く含まれています。なので、野菜ジュースはダイエットには向きません。

1-2. スムージーの種類

(1)グリーンスムージー

ただ単に「スムージー」といえばグリーンスムージーを指すことが多いでしょう。実際にスムージーとグーグルなどで検索してみるとグリーンスムージーの情報が多く出てくるのではないでしょうか?

グリーンスムージーはケールやほうれん草などの葉物の野菜をメインに使ったスムージーのことです。ビタミンやミネラルなどの栄養価と食物繊維が豊富なため、ダイエットに最適。

スムージーは美容や健康、ダイエット目的で飲む方が多いため最も人気があるスムージーと言えるでしょう。

(2)ヘルシースムージー

サプリメントに頼らず、必要な栄養素を食物から効率的に摂取するためのスムージー。発想的にはグリーンスムージーと近しいですがあくまでも「その人の必要な栄養素」なので葉物野菜を入れるとは限りません。

なので区別されているようです。

(3)ダイエット用スムージー(Weight Loss Smoothies)

甘味料を加えずにシード類やナッツ類にカフェインを含んだ緑茶やコーヒーなどを合わせたスムージー。満腹感を得ることも目的としているのでダイエット用スムージーと名付けられているようですが日本ではあまり一般的ではありませんね・・・。

(4)フルーツスムージー、デザートスムージーなどの甘味系スムージー

上記3つが健康を目的としたものに対し、これらのスムージーは単純に味わうことを目的に作られるものです。なので、カロリーも度外視だったりします笑。

コーヒーショップで売られている「フラペチーノ」や、ハンバーガーショップで売られている「シェイク」をイメージしていただくのが一番近いですね。

美味しいですよねぇ・・・ただし、カロリーにはご注意を。

1-3. 大別すると二種類のスムージーに

もうお分かりですね。スムージーの呼び名は色々ありますが、大別すると二種類です。

・健康や美容、ダイエットのためのスムージー
→グリーンスムージー、ダイエット用スムージー、ヘルシースムージー

・味わうためのスムージー
→フルーツスムージー、デザートスムージー

健康を取るか、美味しさを取るかという戦いです。味わうためのスムージーに関しては作成時に気をつける点はありません。美味しければ正義というところです。

ここからは、健康や美容、ダイエットのためのスムージー作成にあたって気を使うべきポイントを記載していきますね。

2. スムージーを作る時の注意点

この項ではスムージーを作るにあたっての注意点を書いていきます。あくまでも「スムージーを美容や健康に気を使って飲む方のための」注意点です。デザート感覚で飲む方には当てはまりません。

2-1. 氷は入れても大丈夫??

結論から言うと入れない方がベターです。

スムージーの栄養素を体に取り込むためには朝起きてすぐ飲むことが最も効果的ですが、朝起きてすぐに冷たいモノを飲んでしまうと、体が冷えてしまいます。

体の冷えは新陳代謝の低下を招きますので、避けるべきです。グリーンスムージーなどの葉物が多いスムージーは冷やした方が飲みやすいですが、氷を入れるにしても量を調整し、あまり冷たすぎるスムージーは避けましょう。

2-2. 皮や種は入れるべき?入れないべき?

入れるべきです。皮や種には栄養がぎゅっと詰まっており、スムージーに加えることで摂取できる栄養が更に向上します。

ただ、問題となってくるのはミキサーのパワー。柑橘類やリンゴ、アボガドの種などはパワーの弱いミキサーですと十分に粉砕することができずに食感の悪いスムージーになってしまいます。

手持ちのミキサーのパワーが弱い場合は、皮や種は入れないようにしましょう。ただ、これからスムージーを飲み続けよう!という方はこの機会にミキサーを新調することをオススメします。

長く続けるためにはやはり、「味」が非常に大事です。野菜の多いスムージーもパワーのあるミキサーでなめらかに仕上げれば結構美味しいですよ。今は1万円台から良いミキサーがあるので、「最高のスムージーを作るためのあなたにぴったりのミキサー7選」を参考にピッタリな一台を選んでみてください。

2-3. 豆乳や牛乳を入れるのはアリ?

入れても問題ありません。タンパク質と野菜を一緒にとると栄養が吸収されにくくなる、という説もありますが立証されているわけではなく、それですとマヨネーズやシーザーサラダドレッシングはどうなの?という話になってしまいます。

ただし、朝は水分補給が非常に重要です。朝に水分を取るのを忘れがちな方には水で作ったほうが良いかもしれません笑

また、豆乳はダイエットの観点から見ると非常にオススメなドリンクです。大豆のたんぱく質は動物性のものに比べてもかなり低カロリーです。しかも基礎代謝を活発にしてくれるため、筋肉維持に役立ちます。

朝に飲んでおけば腹持ちがよく、余分なカロリー摂取をしなくてすみます。朝食を抜く方も多いと思いますので、ランチにどか食いをして血糖値を急激に上げてしまうということを防いでくれるわけですね。

というわけで、豆乳割りはオススメですよ!

2-4. 入れない方が良い材料はある?

でんぷん質の多い野菜は避けたほうが良いでしょう。例を挙げると、カボチャやとうもろこし、にんじん、イモ類などです。

なぜかというと、フルーツとの食べ合わせが悪いためです。腸内でガスが発生しやすくなるため、こういったものは避けたほうが良いでしょう。・・・特に朝は、ちょっと悲惨ですよね笑?

2-5. どんな時に飲むべき?

栄養素を最大限に吸収するために、空腹時に飲んでください。殆どの場合は朝になると思います。

ダイエット中の方は朝食との置き換えがオススメです。朝と夕食の2食をスムージーに置き換えると効果も大きいですが、栄養素が偏りがちになるのでスムージーのレシピには十分注意してください。

筋トレを併用する方はタンパク質も必要になりますので、肉類を意識して摂取するようにしましょう。

ダイエット

3. さいごに

スムージーの基礎知識をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

デザートスムージーならともかく、グリーンスムージーなどの健康志向のスムージーは案外気を配るところが多いのがわかっていただけたのではないでしょうか。

とは言え、慣れるとそこまで気にならないところが殆どかと思います。なめらかなスムージーは野菜が多くても案外美味しいもの。この記事で興味を持った方は「セレブも愛用するグリーンスムージーの目的別レシピ6選」なども是非ご確認ください。

皆様が、健康的で豊かな生活を送れますように!

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