創学社雑学探検隊！　きらキラBlog☆

　7秒08。ウサイン・ボルトの100メートルの世界記録ではありません。それより速い！

　ルービックキューブを手で解く速さを競う競技の世界記録です。まさしく電光石火。カミワザですよ。

　1974年にハンガリーの建築学者、エルノー・ルービックによって考案されたこの「立方体（キューブ）」のパズルは、これまでに、全世界でおよそ３億個が販売されているそうです。

　１，２年前の話になりますが、アメリカ、オハイオ州にあるケント州立大学の数学者らからなるアメリカ・ドイツの研究チームが、「初めはどんなデタラメ」な配置でも20手でルービックキューブを解けることを証明したそうです。

　協力したのは、やはりグーグル。多数のパソコンを使ってしらみつぶしに調べあげ、どんな配置でも20手以下で解けることを示しました。

　ルービックキューブの配置の数は約4300京通りあるそうですが、多数のパソコンを使って調べると数週間。

　キューブを解く速さはどうなんでしょう？それはまだ試していないのかな？人間なら7秒08ですからヒトの方が速いかもしれませんね。

　塾内でも毎週行われている「パズル道場」でも、１分ほどで６面全てをそろえる少年が何人かいますが、彼らはそもそも、キューブを持つ、手つきと目つきが違いますね。

　アタマの中ですごい「削り取り」が行われていて、余分なルートを消去しているんでしょう。手のひらで、テニスボールをいじくるみたいにクリクリと解いていきます。ホント、スゴイです。

　それで、このルービックキューブがサラっと出来る子は例外なく算数の能力と、他の教科の問題に対する集中力が非常に高いです。

　「脳力」開発にルービックキューブはどうでしょう？電車の待ち時間や、車内の空き時間にも練習できていいですよ。