日経平均がようやく反発
日経平均が今日は一気に爆上げしまして+496.67円上昇し、終値で17,715.63円で取引を終えました。
年明けからの日経平均の連続の下げは昨日までの6営業日で終わりました。
しかし戦後最長の下げとなったことは確かで、今年を象徴する事になるでしょう。
ここまで続いてきた微弱ながらも上昇していた世界の景気の流れが、今年は中国に翻弄される形で景気低迷期に突入する可能性があります。
アメリカだけは好景気で利上げをしましたが、今年は徐々に利上げが進み、新興国に流れ出た投資資金がアメリカの米ドルに向かうようになります。
その資金の流れが皮肉にも世界経済を冷やす事にも繋がりそうです。
果たして、今年の世界経済の景気の流れやいかに?
ブログに相談が
さて、そんな世界経済の行方の話は投資をやっている方以外には、すぐには波及しませんので目先の自分の懐具合の心配をした方が現実的というもの。
という事で、丁度私のブログのコメント欄に生命保険の加入相談を頂きましたので、相談結果をブログにて返答という形で紹介させて頂きたいと思います。
id:rie0618さん
はじめてコメントいたします。
実は保険について質問があります。
旦那37歳私40歳 子供はいません。
二人共共働きで、正社員です。
旦那が県民共済のみ←3000円
私←未加入
なかなかどの保険に加入してよいかわかりません。
まだ賃貸の為に保険にお金をかけたくありません。
どのような保険がオススメか教えていただけますか?
なるほど。
ご夫婦2人家族でお子さんはいらっしゃらないご家庭ですね。
夫婦共働きでどちらも正社員という、経済的に非常に良い状態ですね(^-^)v
現状は生命保険に加入されているのは旦那さんのみで、奥様は保険未加入。
現在は賃貸にお住まいという事で、生命保険にはあまりお金を掛けたくないという事で、近々マイホームの購入を検討されているのでしょうかね?
了解です。
ただし2点ほど確認がしたくて、コメントにて質問をさせて頂きました。
確認したのは下記2点。
1.現在旦那さんが加入中の県民共済の死亡保険金金額(病気死亡時)
2.夫婦2人とも保険に加入できる健康状態か?
この質問に対しての返答が下記。
id:rie0618さん
返信ありがとうございます!
死亡のときに受け取れる金額は400万です。
過去5年間手術などはなく、花粉症がある位でしょうか?
希望は7000円以内で2人で抑えれたらな。。という事と、共済はやはり、終身ではないので他の保険を考えた方が良いのかな?という心配です。
記事にしてくださった方が分かりやすいので、ありがたいです(*^_^*)
よろしくお願いします!
素早い返答ありがとうございます!
県民共済は死亡保険金が400万円ですね。
多分、ケガだと800万円で、不慮の事故の場合は1,200万円とかの死亡保障になっていると思いますが、人間亡くなる時の原因は病気が圧倒的に多いので、生命保険の死亡保障を考える時には病気死亡時の金額で計算しなければいけません。
また、過去5年間に手術等もないそうなので、まずは生命保険に新規に加入するのには問題ないですね。
もしかしたら、過去2年間の健康診断で「要検査」等があれば、保険の審査に時間が掛かったりその要検査の項目に該当する病気になった際の保険金が支払われない等の場合がありますが、まずは加入できるかと思います。
でわでわ、以下でご夫婦にお勧めの生命保険をご紹介します(^^)/
終身医療保険はそれぞれ必須!
まずは夫婦それぞれ必ず加入して頂きたいのが終身医療保険(しゅうしんいりょうほけん)になります。
医療保険とは病気やケガで入院した場合に、入院した日数に応じて保険金が支払われるタイプの保険になります。
そしてこの医療保険が一生涯死ぬまでの間ずっと適用されるのが終身医療保険の特徴になります。
終身医療保険は生命保険各社が取り扱っていて、色々と細かい特約付帯であったりします。
入院日額が5,000円や10,000円のもの。
一度の入院で支払われる入院日数が60日や120日、長いところでは180日あったりもします。
また生涯掛けるので、何度か入院した場合にその保険で最長何日分まで保証してくれるのか、通算日数の違いがあります。500日とか1,000日とかの差になってきます。
または保険が効かない先進医療を受けた時などに、一時金が支払われて先進医療を受けられる特約なんかもあります。
しかし大事なのは、入院日額と1回の入院で何日分出るのか、そして通算日数の3項目です。
結論から言うと
入院日額5,000円
1入院120日以上支給
通算日数1,000日
がオススメです!
その辺の細かい理由については下記の過去記事にまとめてありますので、参考にしてください(^^)v
で、本日保険を調べてみた中では下記がオススメ!
全労災のこくみん共済の「終身医療5000」です。
一生涯続く医療保障:終身医療5000 | 共済・保障のことなら全労済
終身医療5000のポイント
手頃な掛金で日帰り入院から保障。
不慮の事故で所定の身体障がいの状態になったとき、掛金の払い込みを免除します。保障はそのまま一生涯続きます。
全労災が良いのは、1入院180日も出ます!
半年間入院しても、全期間分の保険金が支払われます!
最近よくある生命保険会社の保険では60日とか、長くても120日で、180日も保証してくれるのは全労災とJA共済くらいのもんだと思います(^-^)v
終身医療5000:月払掛金表
掛金は加入時(発効日)の満年齢・性別によって決まります。更新による掛金アップはありません。
ご夫婦で旦那様が37歳、奥様が40歳との事でしたので掛け金が下記の様になります。
男性37歳:2,720円
女性40歳:2,950円
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合計:5,670円
という事で最低限の保証は、こちらの5,670円の保証で十分になります。
死亡保障も入りたいなら
ご夫婦ともに正社員で働いているので、仮にどちらかが亡くなったとしても自分の稼ぎで食べていくことが出来ますので死亡保障は最悪の場合はなくても良いかもしれません。
しかし、旦那さんに現在県民共済で400万円の死亡保障を掛けているのですから、死亡保険も検討するとなると死亡保障1,000万円程度の定期保険(ていきほけん)がお勧めです。
今日の日付で男性37歳で1,000万円の死亡保障最安値の定期保険は、メットライフ生命とチューリッヒ生命の2社がありました。
どちらも保険掛金、死亡保険金の金額も一緒ですので好きな方にご加入ください。
メットライフ生命
健康な方ほど、保険料が割引になります。
喫煙の有無や体格・血圧などの健康状態*1によって、4つのクラスに分けて保険料率が設定されます。
もし旦那さんが非喫煙者で、体格がメタボリックじゃなく、血圧も正常な範囲に収まっているのであれば、かなり保険掛金を下げることが出来るプランです。
ただし、喫煙していたり、メタボだったり高血圧だったりすると、保険掛金が割高になるので、その他の生命保険会社を選びましょう。
1,000万円の死亡保障で10年間加入の場合、保険掛金は1,480円になります。
チューリッヒ生命
「37歳 男性 死亡保障2,000万円 10年定期保険」の掛け金が月々2,960円に抑えられます。
まぁ1,000万円の倍の金額が掛かるだけです。
この辺は、ご自身の必要な保険金額に応じて選んでください。
自分の必要な死亡保険金の算出方法に関してはWebサービスを作ってありますので、利用してみて下さい。
詳しい使い方の解説は下記記事に。
また、これらの定期保険の保険期間は10年としましたが、これはきっとマイホームを購入されるまでの繋ぎだろうと考えての事です。
もしマイホームを購入された場合には、この定期保険は解約して良いです。
マイホームを住宅ローンで購入される場合には、死亡時に住宅ローン残高をチャラにしてくれる団体信用生命保険というものに強制加入させられます。
これがあるので、以後の住宅の心配はいらなくなりますので(天災でも起きない限りはそこに永住して良い事になるため)、死亡保障を下げることが出来ます。
もし1,000万円の10年保証の定期保険に加入される場合で計算すると
<終身医療保険>
男性37歳:2,720円
女性40歳:2,950円
<定期保険1,000万円>
男性37歳:1,480円
-----------
合計:7,150円
と、なりご希望の7,000円程度に収まるのではないかと思います(^-^)V
いかがでしょうか?