フィンランドを代表するファブリックブランド「マリメッコ」をテーマにした国内初の大規模展覧会「マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル」が開催されます。大胆かつカラフルなマリメッコらしいファブリック約50点をはじめ、貴重なヴィンテージドレス約60点、スケッチなどを紹介。高知県立美術館(高知県高知市)で1月23日(土)から3月27日(日)まで展示し、島根、兵庫、東京と順次巡回する予定です。
▽ マリメッコ展
マリメッコは、アルミ・ラティアさんが1951年にフィンランド・ヘルシンキで立ち上げたブランド。フィンランドの伝統的なモチーフや自然から着想を得たデザインと、カラフルな色使いが特徴です。展覧会では、ヘルシンキのデザイン・ミュージアムに所蔵されている作品から、ファブリックやヴィンテージドレス、デザイナー自筆のスケッチ、アクセサリー、食器などを展示。デザインを描き起こしてからファブリックとして製品化されるまでの過程が分かるコーナー「THE ART OF DESIGN」では、マリメッコ本社にあるプリント工場の貴重な映像も紹介されます。
出展作品の中には、マリメッコを代表するファブリック「ウニッコ」「シィールトラプータルハ」なども。2010年からマリメッコのテキスタイルデザインを手掛けるテキスタイルデザイナー・鈴木マサルさんによる講演会や、北欧マーケット、ワークショップなどの関連企画も用意されています。
高知県立美術館の開館時間は午前9時~午後5時(入場は午後4時半まで)。当日の観覧料は一般が1,100円(税込)、大学生が800円(税込)、高校生以下が無料です。今後は島根県立石見美術館(島根県益田市)、西宮市大谷記念美術館(兵庫県西宮市)、Bunkamura ザ・ミュージアム(東京都渋谷区)でも順次開催。この他の巡回先は、随時発表されます。
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