佐渡ヶ嶽親方の長男・琴鎌谷、中島を破り、連勝!

2016年1月12日9時52分  スポーツ報知

 大相撲初場所3日目は12日、両国国技館で行われ、佐渡ヶ嶽親方(元関脇・琴ノ若)の長男で、祖父に元横綱・琴桜を持つ東序ノ口20枚目・琴鎌谷(18)=佐渡ヶ嶽=が同21枚目・中島(17)=武蔵川=を寄り切りで破り、連勝を飾った。立ち合いから突っ張り、右を差しての一気の寄り。「内容は良かったと思います。突っ張り? 相手が重かったので、自分の形になるようにと思って…。連勝は気にせず一番、一番しっかり取っていきたい」と冷静に話した。

 前相撲では東福岡高ラグビー部出身で九州随一の繁華街・中州でボディーガードのアルバイト経験がある琴古閑(20)=佐渡ヶ嶽=が一木(22)=玉ノ井=に切り返しで敗れデビュー戦黒星。「立ち合いで1回、タイミングが合わなくて相手のペースになってしまった」と悔しそう。初めての国技館での相撲。「緊張しました。そんきょもバランスを崩して安定しなかった。半端じゃない場所で力士は戦っているんだなと実感しました」。

 全国大会に出場した東福岡高校ラグビー部は準決勝敗退してしまったが、サッカー部と男子バレー部が全国制覇。「後輩たちが頑張っているので自分も頑張らないわけにはいかない」と気合を入れていた。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
相撲
今日のスポーツ報知(東京版)
V9時代の報知新聞を復刻