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オーバー50に注目?映画監督デビューする人たちが意外な大物揃い!

2016年、2017年と映画監督デビューする貫禄ある人々

更新日: 2016年01月12日

kazooneさん

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■『池中玄太』シリーズなどで知られるドラマ界の重鎮・石橋冠

79歳で初の映画監督に挑戦したのは「池中玄太80キロ」や「昨日、悲別で」などの演出で知られるテレビドラマ界の重鎮、石橋冠監督。

池中玄太以降も多くのドラマを手掛け、「ラブ・レター」(2003年)では芸術選奨文部科学大臣賞受賞。松本清張 点と線」(07年)、「なぜ君は絶望と闘えたのか」(10年)では、それぞれ文化庁芸術祭賞大賞を受賞。

出典eiga.com

新興IT企業CEOで会社の拡大にしか興味のなかった祐馬は、元共同経営者で親友でもあった航平から無言の留守番電話が入っていることに気付き、胸騒ぎを覚えて航平の故郷の富山県・新湊を訪れる。しかし、航平は既に亡くなっており、かつて航平に対して会社から追い出すような仕打ちをした祐馬を、航平の遺族は怒りをもって出迎える。そんな中、航平の忘れ形見の少女・瞳は、祐馬にある頼みごとをする。

「人生の約束」は、富山県射水市の「新湊曳山(ひきやま)まつり」を舞台に、竹野内豊演じるすべてを失ったIT関連企業CEO・中原祐馬の再生を描く物語。

日本の原風景といわれる景色と人と人とのふれあいのバランスが絶妙な石橋監督の演出が見どころの一つ。

「なくしてから気づくことばかりやな、人生は」「(40代は)人生の踊り場。過去も未来も見える」。監督の哲学を凝縮したせりふを担うのは「池中」で主役を演じた西田敏行。

念願の映画監督デビューを果たした石橋は舞台挨拶で「新人の石橋です」と述べて笑わせた。

さらに西田敏行は、ドラマ時代から凄さは存じていたと前置きしたうえで、「まぁ新人だからね。これからも勉強してもらって作り続けていったら、ちょっとは世の中に残る監督になるんじゃないかな」と冗談めかし会場を爆笑で包んでいた。

ちなみに監督は、「映画はこの一本のつもり」と公言しており、「僕はテレビ人。両方の脚がテレビの上に乗っているので、(今回は)映画に“浮気”した気分」と心境を語っている。

『人生の約束』 富山県で350年以上続く曳山を通して、地元に根付いている、人と人のつながり、魂の継承を描く。 美しい港町の風景と、クライマックスに荘厳な祭りが繰り広げられる。 79歳の「自称」新人監督から、大切なことを心に刻まれた✨ pic.twitter.com/AsUdnV8IWX

ラジオで言ってた「人生の約束」こぼれ話。 西村玄太郎を演じる西田敏行さんと、監督の石橋冠さんの繋がりは、西田さん主演・石橋さん演出の「池中玄太80キロ」。 つまり、この映画の中でも「西田敏行の玄さん」が見られます。

■オスカー俳優のラッセル・クロウ

SYDNEY, AUSTRALIA - JUNE 24: Russell Crowe arrives at the 'Man Of Steel' Australian premiere on June 24, 2013 in Sydney, Australia. (Photo by Brendon Thorne/Getty Images)

多彩な役をこなせる俳優として注目され、2000年『グラディエーター』でアカデミー主演男優賞を受賞。翌年公開の『ビューティフル・マインド』でゴールデングローブ賞 主演男優賞を受賞したラッセル・クロウ。

現在51歳のラッセル・クロウの監督デビュー作は、先に公開されたオーストラリアでは大ヒット、オーストラリア・アカデミー賞では、最優秀作品賞を含む3つの賞に輝いている。(日本では2月27日公開)

映画監督デビュー作となった本作について、「私が監督になるためにこの映画を選んだのではない、この映画が私を監督に選んだのだ」とラッセル自ら語る。

出典eiga.com

1919年、ガリポリの戦いから4年後のトルコ。オーストラリア人の農夫ジョシュア・コナーは、戦争で行方不明となった3人の息子を探すために、異国の地に降り立った。困難を極める捜索の途上で出会った人々の助けを借り、他者をそして自分自身を許すことを知ったコナーは、そこにかすかな希望をつかむ。

第1次世界大戦中のトルコ・ガリポリの戦いから4年後を舞台に、生死も分からない3人の息子を探し出すべくオーストラリアから異国の地へやって来た父親の悲哀や愛情を描き出す。

トルコ・イスタンブールをはじめとする壮大なロケーションを舞台に、甚大な戦死者を出したガリポリの戦いをオーストラリアとトルコの双方の視点から忠実に表現。

ラッセル・クロウが、主人公ジョシュア・コナーを演じ、「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ、「ターミネーター:新起動 ジェニシス」のジェイ・コートニーらが脇を固める。

生死もわからない3人の息子を探し出すため、オーストラリアから異国の地へやって来た父親の悲哀や愛情がフィルムに収められラッセルでしか演じることのできない父親像を見事に体現している。

『ディバイナー 戦禍に光を求めて』試写。ラッセル・クロウ初監督&主演作。WWⅠ後のトルコ激戦地跡に3人の息子を探す豪州人父親の物語。戦争時の敵である他民族との友情など反戦や和解のメッセージ、美女とのプチラブやサウナシーンもしっかり盛り込み、なかなかの力作。(続く)

The Water Divinerを観てきた。すごくいい映画。ラッセルクロウらしい映画といいますか。とても好きです。

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kazooneさん

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