成人の日ということで、20歳からの子宮頸がん検診を勧められた人も多いと思います。


でも、20代が検診を受けても、メリットよりも害が大きすぎるので、

リスクを知らずに、流されるがままに子宮頸がん検診を受けてはいけません。


上皮内がん、高度異形成など

早期発見で良かった、助かったというのは大きな嘘・勘違いです。


まず、20代に対して、検診が有効であると示す証拠はありません!


そして、20代はHPV感染があっても当たり前で、

高い確率(100人に1人程度)で、異形成などと診断されてしまいます。



20代で子宮頸がんで亡くなる人はどれくらいか知っていますか?


10万人に1人以下、交通事故より確率が低いのです。


20代は、死亡する人の100倍もの患者が、検診によって作り出されています。


30年前の10~20倍も早期発見で治療しているのに、

死亡者や浸潤癌は減らないということは、

高度異形成を治療しても、その先のがんを防げないということです。


「がんもどき」を治療しているのです。

無症状の高度異形成は、放置してもほとんどが問題ないのです。



20代は、流産や早産リスクを冒してまで、検診で見つける必要はありません。


さらに、処女であれば、そもそも検診の必要は全くありません。

それを知らずにトラウマを負ってしまう人も多数いるようです。



誤診と、偽陽性、過剰診断が多いので、

外国では、25歳未満へは、積極推奨していない国が多いんです。


なお、「過剰診断」というのは、将来消えてしまう病変や、

それで症状が出たり死ぬことのなりものを検診などで診断することです。


本来は必要なかった過剰治療へ誘導され、害が非常に大きいのです。


専門医は、本当は過剰診断の問題を知っています。

世界中の医者にとって常識です。


でも、病院経営と自分の仕事、立場のために、本音を言うことができません。


自分の身を守るには、自分から病院に近づかないようにするしかないのです。


本来健康な人を患者へ仕立てて、マーケットを拡大するのは、

高血圧、メタボ、うつ、認知症、発達障害でも見られたように、

製薬会社と医師を養うための業界の作戦なのです。


子宮頸がんの場合は、患者を増やすことで、恐怖をあおり、

HPVワクチンへや検診へさらに誘導します。


マッチポンプであることに気付いて下さい!



まずは、どれでもいいので、1冊手に取って読んでみてください。


また、すでに検診を受けて、悩んでいる方もぜひ一読してください。


円錐切除で、子宮を守れるというのは、大きなトリックです。

思い切り脅しておいて、リスクを小さく見せる恫喝テクニックだから気をつけて!


焦る必要は全くないので、まずは落ち着いて考えてみてください。



その他、私のブログでも詳しく説明しています。




※ なお、症状があって診察を受けるのは検診ではないので、別問題です。

本当に困った症状がある方は、診察を受けてください。


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