【写真】TPPの大筋合意撤回などを求め、署名を集めた街宣活動=9日午後、松山市湊町5丁目
愛媛食健連は農業団体や労働組合など13団体で構成し、9日は約15人が参加。会長の村田武・愛媛大アカデミックアドバイザーはオレンジや豚肉の関税が段階的に撤廃、大幅引き下げされる点を挙げ「後継者が展望を描くことができなくなり、愛媛の農業の将来はない」などと訴えた。
ほかに請願趣旨では「医療分野への営利主義強化、食の安全侵害といった懸念への説明がない」と政府の姿勢を批判。政府はTPPに調印せず国会も批准しないよう求めている。