台北を東西南北に貫くMRT(地下鉄新交通システム)は台北を移動するのに非常に便利な交通手段です。
台北で観光をするにあたってはおもにMRTを使って下車後にバスやタクシーに乗り換えるというのが時間と費用の節約になります(^^)
運賃
運賃は乗車区間によって20〜65元(約70〜230円)と異なる。子供で身長115cm以下は無料(保護者同伴の場合)。
※私たちが行動する範囲なら大体片道30元(約100円)以内で済みます。
切符
単程票(片道切符。トークン式)と一日票(1日乗車券)、24小時票(24時間乗車券)のほか、チャージ式プリペイドカードの悠遊カードもある。
自動券売機での切符(トークン)の買い方
1 券売機上にある運賃表から行き先の運賃を確認する。
2 運賃がわかったら、画面にタッチ。
3 画面上で購入する切符の金額を押す。2枚以上なら枚数を指定。1枚で良ければ枚数は押さない。
4 お金を投入。
5 ICチップが内蔵されたプラスチック製のトークン(専用コイン)が出てきて終了。
乗り方
1 改札機でトークンとカードをかざすイラストがある所にタッチする
外に出さず、財布などに入れたままでOK。
2 ゲートが自動で開く
3 下車の際は、トークンは改札機のスロットに投入する
トークンは回収される。
悠遊カード
悠遊カードは日本のJR東日本のSuicaやJR西日本のICOCAなどと同じようなチャージ式のプリペイドカードで、タッチするだけで改札機を通ることができ、再チャージが可能。
MRT運賃が2割引になるうえに市バス(割引あり)、台北市の多くの見どころの入園料、台北付近の台鉄路線、コンビニなどでの支払いにもつかえるという大変便利なカードである。
購入金額500元(200元も可)のうち100元がデポジットで、返却時に払い戻される。
悠遊カードはMRT駅の窓口やコンビニで購入できる。
注意
1 残金がマイナスの時は通れない。
改札を出るときにマイナスになった場合は使用する前にチャージしよう。
2 デポジットはカード返却時にカードの残額と共に返金されるが、手数料20元が差し引かれる。
3 カード破損の際はデポジットが返金されない。
4 カードの有効期間は最後にチャージしてから2年間。
次に台湾を訪れるのがそれ以降になりそうなら帰国する前に払い戻しをすると良い。
一日票(1日乗車券)
MRTが1日乗り放題になるきっぷです。悠遊カードのようなICカードで、150元で購入すれば、当日に限り猫空ロープウェイ以外のMRT全路線を何回でも利用できる。MRTの各駅にあるインフォメーションで購入できる。
24小時票(24時間乗車券)
初めて改札を通ってから24時間有効で、猫空ロープウェイ以外のMRT全路線を何回でも利用できるICカードタイプの乗車券。料金は200元
MRT利用の際の注意
・ MRT利用の時間制限
改札を通ってからどこかの駅で下車するまでの時間は、2時間までという制限がある。時間をオーバーすると20元の追加料金を取られる。
・ 飲食、喫煙の徹底禁止
ペットボトルの飲料を飲んだり、ガムをかんだり、アメをなめたりすると1,500元(約5,000円)の罰金。禁止区域は改札口に引いてある黄色い線の内側で、その外側では飲食のみ可。駅構内は全面禁煙。
・ MRTには時刻表がない
表示されているのは始発と最終の時刻のみ。始発は各駅の両端に位置する駅からそれぞれ6:00に出る。同じように終電は両端の駅から24:00に出る。運行間隔はラッシュアワーで3〜7分、それ以外は5〜10分。
・ エスカレーターの速度に注意
MRT駅構内のエスカレーターは日本よりも若干速い。乗るときは右側に立ち、左側は急ぐ人のために空けておく。
以上でMRTについての説明を終わります。
駅の中は表示がわかりやすいので初めての人でも迷うことなく、購入の仕方もとても簡単です。
台湾へ旅行に行く際は是非MRTを利用してみてください(*^_^*)
おわり
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