高村自民副総裁、ロシア到着

北朝鮮対応で首相親書

2016年1月10日 21時58分

 【モスクワ共同】自民党の高村正彦副総裁は10日午後(日本時間同日夜)、成田空港発の民間機でモスクワに到着した。滞在中、ロシアのラブロフ外相や、プーチン大統領側近のナルイシキン下院議長と会談する。北朝鮮による核実験への対応などをめぐり意見交換するとみられる。安倍晋三首相から北朝鮮問題に関するプーチン氏宛ての親書を託されており、プーチン氏との面会も要請している。

 高村氏は一連の会談で、北方領土問題の進展に向けたプーチン氏の今年前半の来日実現についても協議する方向。春ごろで調整している首相訪ロへの地ならしも図りたい考えだ。

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