攻殻機動隊の世界観を現実化することを目標として2015年に発足した『攻殻機動隊 REALIZE PROJECT』は2月11日、渋谷ヒカリエでモノづくりイベント『the AWARD』を開催します。
同プロジェクトによる大会受賞チームの作品を体感できる展示ブースを用意するなど、さまざまなイベントが組まれています。展示は10~18時まで。展示ブースの入場料は無料ですが、その他のイベントは有料です。
『攻殻機動隊 REALIZE PROJECT』では、2015年10~11月に東京・神戸・福岡で「義体」(ロボット、ハードウェア)、「電脳」(人工知能、ネットワーク、ソフトウェア)、「都市」(交通、エネルギーほか各分野)をテーマにした、「攻殻×ハッカソン」「攻殻×コンテスト」を実施しました(公開ブレスト記事はこちら)。
『the AWARD』では、大会を勝ち抜いた優秀チーム10チームから、「攻殻×ハッカソン」「攻殻×コンテスト」の最優秀チームをそれぞれ表彰します。
また、それら10チームと、「スタートアップ(ピッチ)」優秀賞を受賞した2社の作品を体験できる展示ブースも展開します。
展示や表彰以外にも、審査員として協力する研究者や大学・大学院教授らが研究テーマと攻殻機動隊を掛け合わせた講義を行う「攻殻ユニバーシティ」や、「攻殻機動隊S.A.C.」監督・脚本で映画監督の神山健治氏、「攻殻機動隊ARISE」シリーズ構成・脚本を担当した小説家の冲方丁氏などによるトークショー「攻殻シンポジウム」も開催する豪華な内容となっています。
なお、『the AWARD』開催費用の補填、『攻殻機動隊 REALIZE PROJECT』運営の資金調達にクラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING Lab」で支援募集を行っています。
5000円以上の支援で限定のTシャツとステッカー、『the AWARD』表彰の一般審査投票権がリターンとしてプレゼントされます。1万2000円の支援なら「攻殻シンポジウム」と表彰式、もしくは「攻殻ユニバーシティ」に参加でき、2万円ならそれら3つのイベントに参加可能。最も高いコースである5万円の支援だと、一般客をシャットアウトしたレセプションパーティにも参加できます。
ガジェット好きや技術の発展に興味のある人、攻殻機動隊のファンは思わず足を運びたくなるイベントです。