そう考えると、企業公式アカウントって大事ですね。だって、一連のつぶやきでイメージ像が作り上げられ、さらに企業が擬人化されて印象付けられるんだもの。"中の人"の責任は、重大ですな……。
ところで皆さん、SHARP株式会社(@SHARP_JP)と株式会社タニタ(@TANITAofficial)のTwitterアカウントって見たことあります? 妙に、ユルくないですか? 企業PRのための公式アカウントなのに、なぜか他社アカウントとの大喜利合戦に夢中になったり、ケンカしてみたり、拗ねてみたり、うっかりコラボしちゃったり……。しかも、日本中のフォロワーが見守ってる中で。
しかもこのユルい者同士、なんか妙に仲がいいんです。
Twitter上で育んだ友情
あの…お友だちからでよければ…よろしくお願いしたい…です…ツイッターで RT @TANITAofficial タニタとコラボしてくれるところないかな・・・ツイッターでですけど
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2012, 6月 29
上記のように両者が実際にTwitter上でやり取りを重ね友情を育んできた歴史が、漫画家・仁茂田あい先生の手によって4コマ漫画となっています。両アカウントがTwitter上で実際に交わした会話は作品として昇華され、WEBコミック誌「クロフネZERO」にて連載中。
しかも、それがついにコミックス化されるらしい。リブレ出版株式会社が3月に発売するのは、その名も『シャープさんとタニタくん@』。
もちろん、人気を博しているからこそコミックス化に至ったわけです。
「漫画をきっかけにツイッターアカウントをフォローし始めた、というお声をよくいただきます。『漫画用の脚色かと思ったら、本当にツイッターでつぶやいていて驚いた』といった反響も多いです」(リブレ出版株式会社・担当者)
ここで主役の2人である「シャープさん」と「タニタくん」の人物像をご紹介しましょう。…