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最終更新:2016年1月12日(火) 21時58分

ふるさと納税7年連続0円の大阪・高槻市、お礼提供スタート

 新潟県の弥彦村役場では、昨年末から大忙しの状態が続いています。その訳はなんなのでしょうか。

 「件数が9500件を超えて、金額は1億円を超えました」(新潟・弥彦村役場 富田憲さん)

 昨年度わずか29万円だったふるさと納税の寄付金が、1億円を突破したのです。好きな自治体に寄付をするとお礼に特産品などがもらえる、ふるさと納税。弥彦村では去年6月からお礼の品を充実させたところ、急に申し込みが殺到。今や全国的にブームとなっているふるさと納税。

 しかし、こんなところも・・・
 「(ふるさと納税)0円なんですか。知らなかったです。潤っているものかと思ってました」
 「(Q.ふるさと納税の寄付金0円どう思う?)それは市の怠慢でしょ」

 ここは大阪府のベッドタウンとして知られる高槻市。7年連続でふるさと納税0円といいます。

 これを問題視する声は議会でも。
 「他市からすごく遅れを取っているので、頑張らなくてはいけないんじゃないかと思います」(大阪・高槻市 北岡隆浩市議)

 こうした指摘が相次いだこともあり、今月ついに高槻市はお礼の品の提供をスタート。しかし、なぜ今までお礼の品がなかったのでしょうか。
 「これだけ(ふるさと納税が)全国的に大きくなるとは考えておりませんでした。ちょっと遅ればせながらかと思いますけど。(Q.出遅れたということ?)いや、出遅れたという点では、ないかと思うんですけど」(大阪・高槻市機動政策室 83$1QOB
 ようやく本腰を入れ始めた高槻のふるさと納税。巻き返しはできるのでしょうか。(12日18:33)

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