2016年1月13日13時42分
コンビニエンスストアの新人アルバイト研修を装って店のレジから現金を盗んだとして、警視庁は13日、東京都杉並区の高校3年の男子生徒(18)を窃盗容疑で逮捕し、発表した。都内では同様の被害が相次いでおり、男子生徒は今回の逮捕容疑を含め6件への関与を認めている、と警視庁は説明している。
少年事件課によると、男子生徒の逮捕容疑は、昨年10月23日深夜に新宿区西新宿3丁目のコンビニを訪れ、店にいた外国人アルバイト2人に「アルバイトの研修に来た」とうそをつき、レジ2台から現金17万5千円を盗んだというもの。信用させるために実在する店長の名前を告げていたという。
都内では昨年8月以降、新宿区や渋谷区、台東区などのコンビニで、新人アルバイトや店長、本社のスタッフを装った人物に現金を盗まれる被害が13件あり、被害総額は約403万円に上る。多くが、外国人アルバイトがいる深夜の時間帯が狙われていた。
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朝日新聞社会部
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