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【社会】

「平和の俳句」2月分選考会 さる年ちなんだ句が目立つ

「平和の俳句」の応募作品を見るいとうせいこうさん(左)と金子兜太さん=12日、東京都千代田区で

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 本紙一面通年企画で毎日掲載している「平和の俳句」の二月掲載分の選考会が十二日、東京都千代田区の東京新聞(中日新聞東京本社)であった。俳壇の長老金子兜太(とうた)さん(96)と作家のいとうせいこうさん(54)が、四千五百六十通の応募作品から掲載句を選んだ。新年になって初めての選考会とあって、さる年にちなむ句も目立った。

 今年は三カ月に一回程度、二人の選者以外にゲスト選者を迎えて新たな視点で選句をしてもらうことになった。来月開催する三月掲載分の選考会には、テレビやラジオなどでも幅広く活躍する俳人黛(まゆずみ)まどかさんが参加する。

 昨年末からは沖縄の県紙「琉球新報」が、本紙の「平和の俳句」企画に賛同して、「平和のうた」という新企画を開始。俳句だけでなく琉歌、短歌、川柳を交代で毎週一回掲載している。「国民による軽やかな平和運動」(いとうさん)は、全国的にも広がりを見せ始めている。

 

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