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高血圧治療薬で副作用 国が添付文書改訂を指示
1月13日 12時57分

高血圧の治療薬を服用した患者2人が劇症肝炎を発症し死亡していたことが分かりました。このうち1人の患者については薬との因果関係が否定できないとして厚生労働省は製薬会社に対し薬の添付文書を改訂し注意を呼びかけるよう指示しました。
厚生労働省によりますと平成25年以降高血圧の治療薬を服用した患者18人が筋力の低下や脱力などの症状を訴え、このうち2人が劇症肝炎を発症して死亡しました。死亡した2人のうち70代の男性患者については薬との因果関係が否定できないとして、厚生労働省は製薬会社に対し薬の添付文書を改訂し注意を呼びかけるよう指示しました。
症状を訴えた患者が服用した薬には広く高血圧の治療薬に使われる「アジルサルタン」と「アムロジピンベシル酸塩」という成分が含まれていたということで、厚生労働省は高血圧の治療薬を服用し手足がしびれたり全身がだるくなったりしたら医師に相談するよう呼びかけています。

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