2016年1月13日13時29分
国民的アイドルグループ「SMAP」のメンバーのうち4人が、所属するジャニーズ事務所と独立を協議していることが13日、わかった。関係者によると、グループの育ての親とされる女性マネジャーが退社する予定で、グループの今後について協議が続いているという。一部のメンバーが独立した場合、SMAPとして活動できなくなる可能性が高いとみられる。
独立を協議しているのは中居正広さん(43)、稲垣吾郎さん(42)、草なぎ剛さん(41)、香取慎吾さん(38)の4人。木村拓哉さん(43)はそのまま残る意向という。
現在はオートレーサーになった森且行さん(41)を含む6人で1988年に結成、91年にCDデビューした。「夜空ノムコウ」(98年)、「らいおんハート」(00年)などのヒット曲があり、55枚のシングルのうち33作でオリコン1位を獲得している。03年に発表した「世界に一つだけの花」は250万枚を超える売り上げとなった。
ライブでは5大ドームツアーなどを続けており、累計観客動員は1千万人を超えている。NHKの紅白歌合戦には23回出場し、うち大トリを5回務めている。
ドラマや歌番組だけでなく、バラエティー番組にも積極的に進出。92年からはフジテレビ系の「夢がMORIMORI」にレギュラー出演し、同じくフジテレビ系で96年に始まった「SMAP×SMAP」は現在も続く人気番組になっている。
一方で、デビューから25年がたち、俳優や司会などメンバー個人の活動が目立ち、そろって活動する場面は減っていた。
ジャニーズ事務所は13日、「この度、一部報道機関により、SMAPの一部メンバーの独立問題と担当マネジャーの取締役辞任等に関する報道がなされました。たしかに、この件について協議・交渉がなされている事実は存しますが、そのような状況下であるため、詳細についてのお問い合わせにはお答えできません」とコメントを出した。
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