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 明治は、チョコレートの歴史や製法、カカオ豆による味の違いなどの知識を問う「チョコレート検定」を始める。合格すると明治が「ショコラアドバイザー」に認定。認定証をもらえたり、名刺やバッジをつくったりできる。

 明治は2009年から、社内で「ショコラアドバイザー試験」を実施。これまでに約1千人の社員が合格した。チョコレートにもっと親しんでもらいたいと、出題形式などを一般向けに工夫し、検定を始めることにした。

 検定は、9月19日に東京と大阪で実施する。問題はマークシート方式で100問。7割以上の正解で合格できる。受験料は5400円で、申し込みは8月9日まで。2月14日までにインターネットで申し込むと4400円。公式テキスト(税別1500円)を19日に発売する。詳しくはhttp://www.kentei-uketsuke.com/chocolate別ウインドウで開きます

 問題は専門知識を問うものが多い。例えば、「『クーベルチュール』について正しい説明は?」と出題され、「A高級なチョコ B製菓用のチョコ C大きな板状で、1キログラムなど大容量で販売されるチョコ D品種、産地とも単一のカカオ豆からつくられるチョコ」との選択肢が示される。

 この問題の正解はB。クーベルチュールチョコレートは製菓用で、板状以外にもコイン形やダイス形などで販売されている。