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ネガティブ思考が治らない!マイナス思考を克服する4つの方法

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毎年1月になると、「去年も~できなかった…」と気持ちが焦ったり「今年こそは!」と期待するなど、気分が落ち着かなくなりますよね。

その中でも「今年こそは、ネガティブ思考を卒業したい!」「もっとポジティブになりたい!」と願う人は多いのではないでしょうか。

子育てや人間関係、職場、学校生活など日常のどの場面でもマイナス思考になることもあると思います。

そんな余計な不安や心配、悩みすぎから自分を解放し克服するには、まずネガティブ思考そのもの原因を理解することが大切です。

では早速、4つの「ネガティブ・マイナス思考」をチェックしましょう!

1. 拡大解釈思考になっている

拡大解釈思考とは、どんなに小さい悩み事や自分の欠点の1つでも、「いつも」「みんな」と必要以上に極端に広げて考えてしまうことです。

真面目な人ほど失敗経験を悔やみ、自身の存在を否定し心が折れたり、うつ病に陥りやすい傾向にあります。

「いつも」私ばかり、「みんな」わたしを避けてるなんて自分を責める考えが癖ついていたら要注意!

まずは、「今日は」私ばかり、「6割くらいは」わたしを苦手だと思ってるかも…と極端な思考を少しずつ変えて、自分の失敗や責任、欠点を非難しすぎないようにしましょう。

考えが極端になればなるほど落ち込み続け、自分自身を過小評価するようなネガティブ思考が止まらなくなります。

「今日は」「6割くらいは」など少し緩和するだけでも、極端なマイナス思考の負のスパイラルから抜け出せるようになり、「今日はたまたま運が悪かった」と前向きになれますよ。

2. マインドリーディング:相手の心を読みすぎる

マインドリーディングとは、相手の些細な言動に対し「きっと~だからだ!」「この人は、こう思っているはず!」と何かと理由をつけては深読みしてしまうことです。

ですが、実際そのマインドリーディングは正しいものではありません。

そのほとんどは、傷つきたくないという防御姿勢から、あえてネガティブな深読みをして「ほ~ら、やっぱりね」と安心感を得たいがために、深読みし過ぎてしまうもの。

マイナス思考になりやすい人は、相手のことを悪く捉え、一度考えが頭に定着すると固執し、他人からどんな親切を受けても印象悪く感じてしまいます

「相手がどう思っているか」がどうしても気になってしまったり、深読みしてしまう時は、「じゃ、今わたしには何ができるか」「こんな時は、どう接するべきか」を考えてみて。

すると、ただ不安が増していただけの状態から開き直り、どんな状況にも対応するための柔軟な思考やポジティブな考え方ができるようになります。

3. 証拠がないのに飛躍した結論を出してしまう

結論の飛躍は文字通り、確かな証拠もないのに、すぐに、独りよがりで無理やりな結論を出そうとすること。

たとえば、彼から返信がない時に「浮気だわ!」と騒いだり怒ったりしていませんか?

返信がない理由なら、仕事や病気、携帯の充電がなかったなど色々なことが考えられますし、確かな浮気の証拠もないのに、結論を急いでしまうのはかなり勿体無いですよね。

自分の価値観や考えを相手に押し付けてしまえば、無駄に自分を疲弊させるだけでなく、大切な人間関係も失ってしまいます。

結論を出すのは、証拠を手に入れ、時間をかけて判断するのがベスト!

もし、結論が飛躍し愚痴や悪口を相手に話してしまう前に、「いや、待てよ」と一度考えを改めてみてください。

4. 先読みをして自分の将来や未来に自信を失っている

先読みとは、ずっと先の出来事に対して否定的な想像を膨らませ、不安や憂鬱になってしまう思考のことです。

筆者も年末が近づいた頃、「来年で30歳…このまま独身だったら…独り身で寂しいだろうな…老後どうしよう…一人で死ぬなんて嫌!」などと、未来を勝手に想像してはマイナスな考えばかり膨らませていました。

しかし、いつまでも落ち込み悩むのではなく、マイナス思考を改善し成功へつなげていくには、自分から積極的に動くしかありません。

つまり、「今、自分ができること」に注目するしかないのです。

また、どんな先読みでもそれができるのなら、あとは “2” のマインドリーディングと同じように、「その場合、どうしたら良いのか」を考えて行動しましょう。

すると、無駄に不安がったり落ち込んだりすることも少なくなりますよ。


いかがでしたか?

この4つのネガティブ・マイナス思考を読んだ人の中には、「1~4、全て当てはまってる!」と驚きショックを受ける人もいるでしょう。

しかし、もとを辿ればどれも「不安」に繋がっているので、全て当てはまっていてもおかしくはないのです。

大切なのは「気づくこと」、そして、「行動すること」です。

どうしてもマイナス思考が治らない方は、散歩など簡単な運動で体を動かし、頭を空っぽにすることをおススメします。

今年はスムーズに活動できるよう、今からネガティブ思考改善の準備していきましょう!

Writer / 雪乃