2016年1月13日10時44分
岐阜県の中学3年生約1万3千人が参加して10日に行われた模擬試験「岐阜新聞中学3年学力テスト」で、問題冊子に製本ミスがあったことがわかった。試験を実施した岐阜新聞社の子会社「岐阜新聞情報センター」(岐阜市)は、「適切に実施されなかった」として、参加者全員に受験料4千円を返還する方針。
センターによると、受験者のうち2千~3千人に配られた問題の冊子で、理科の一部に社会のページがあったり、社会の一部に理科が入っていたりしていた。製本の際に誤ったとみられるという。
当日はコピーを配るなどの対応が間に合わず、理科と社会では試験を受けられなかった生徒もいた。センターは、英語と数学、国語は採点して順位を出すが、理科と社会は採点するかどうか未定という。また、今後、全受験者におわびの文書と、正しい理科と社会の問題冊子を送る方針。
センターの担当者は「受験シーズンに受験生や保護者の方にご迷惑をお掛けし、申し訳ありません」と話している。
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