東北地方で江戸時代から作り続けられきた「こけし」。球形の頭に円柱の胴。それだけのシンプルな人形だが、どこか郷愁を呼び起こす。そんなこけしが今、人気を集め、戦前と高度経済成長期に続く「第3次ブーム」を巻き起こしている。「こけ女」と呼ばれる女性ファンも多い。それぞれの流行の背景を探ると、“古き良き日本”を見直すささやかな母国へのプライドが読み取れる。(玉崎栄次)
宮城県が考案した、あるキャラクターが「キモかわいい(気持ち悪いけどかわいい)」と評判を呼んでいる。その名も「こけし飛行機」−。
こけしは東北地方発祥の工芸品で、宮城県も特産として売り出している。今回は、仙台空港の利用者増を狙った観光キャンペーンのポスターに描かれたもので、宮城の特産品でもあるこけしの胴体に主翼や尾翼を付け飛行機にした新たな“ゆるキャラ”だ。
そのシュールさが鮮烈な印象を残す。反響は大きく、県は、こけし名産地の鳴子温泉がある大崎市のこけし職人に依頼し、2体の実物も製作。完成品は県庁1階で展示している。
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明治安田生命の新企業イメージCM「ささえあう幸せ」篇がWeb上で配信中。同社の“家族の幸せを一生涯支え続けたい”という想いを込めて制作したという。CMソングには、小田和正氏の楽曲「今日もどこかで」を採用。仲睦まじい夫婦の若かりし頃と現在の写真を通じて、ふたりが寄り添い、支えあって歩んできた姿や時間を想像させる内容となっている。