以下は、先月とある旅先のホテルでとった朝食ビュッフェの写真です。
少しずつ、たくさんの料理を楽しむことができ、それでいて腹八分目で収まり、トータルで満足度の高い食事となりました。
翌日、同じホテルに連泊したので、朝食は同じくビュッフェでした。
ただし、前日と違い、こちらは食べきれずに少し残してしまいました。
なぜか?
細かく仕切られていると自然と量を絞る
すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、1日目と2日目で、同じ朝食ビュッフェではありましたが、プレートは違いました。
並べて見比べてみます。
1日目は細かく仕切られたプレートで、2日目は仕切りは粗かったのです。特に意識はしておらず、2日目は何となく「昨日とは違うプレートにしよう」と考えて、別のプレートにしていました。
当然、各区画の面積は1日目は小さく、2日目は大きい。
料理を盛るときに、小さな区画には少しずつ、大きな区画には気持ち多めに、という結果になり、知らず知らずのうちに食べきれないくらいの分量を盛ってしまったのです。
1日目は区画の小ささゆえに見送ったロールパンが、2日目はスペースたっぷりなために2つも乗っています。さらに画面の奥にはトーストまで。通常と比べてかなり小ぶりなサイズだったこともあり、勢いで乗せたようです。食べられるかどうかより先に乗せられるから乗せてしまった感が漂っています。
細かければ細かいほどいいというわけではない
とはいえ、区画が小さいほどいいかというと、限度があるでしょう。仕切りが細かすぎれば、どの料理も満足に盛ることができないからです。
そうなると、細かすぎず、粗すぎもしない、最適なサイズというものがありそうです。
そんなことを考えながら旅の写真を見返していたら、この仕切られたプレートはまさにタスクシュートだ、と思い当たりました。
一日という時間をいくつかのセクション(時間帯)ごとに分割し、それぞれのセクションごとに収まるように仕事を盛りつけていく。
セクションのサイズが大きいと「時間はたっぷりある」と過大評価して、たくさんの仕事を詰め込んでしまいます。
その結果、仕事があふれてしまうわけです。
「たっぷりあると思ったのにおかしいな…」と感じながら、やむを得ず残業を余儀なくされます。
もし、各セクションが最適なサイズに区切られていれば、プランニングの段階で盛りすぎずに済んだかもしれません。
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2月6日(土) 最小限の労力で最大限の成果を上げるレシピ活用術
『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?』(佐々木正悟・著)の内容をベースに、タスクシュート時間術、すなわち仕事を予定どおりに終わらせるための時間管理の考え方とツールを駆使した具体的な方法をお伝えします。
今回のテーマは、
-最小限の労力で最大限の成果を上げるレシピ活用術
です。
仕事におけるレシピは料理のレシピと同じく、そこに書かれている手順を、書かれている順番どおりに、手を動かしていきさえすれば、その仕事が遅滞なく間違いなくスピーディーに完了させることを可能にします。
もし、以下のような仕事の仕方をしているのであれば、
- 手順を考ながら進めている
- 前回のやり方を思い出しながら進めている
- 相手の言葉や態度に翻弄されながら進めている
当日はそんなレシピを組み立てるための手順と実例をお伝えしますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。
好評いただいている個別相談の時間もご用意していますので、知識としては理解できているとは思うものの、なかなか実践に結びつけられず苦戦している、という方は、ぜひこの機会にブースターとしてご活用ください。
本日時点で、残り3席ですので、ご検討中の方はお早めに。
» 仕事を予定どおりに終わらせたい人のための「タスクカフェ」@渋谷
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イチオシ本
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