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センター試験での不正行為 10年で65件
1月11日 17時47分

センター試験での不正行為 10年で65件
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大学入試センター試験で、本人になりすまして他人が受験する「替え玉受験」やカンニングなどの不正行為が、去年までの10年で65件あったことが分かりました。今月16日と17日の試験を前に、大学入試センターは「不正は絶対にやめてほしい」と呼びかけています。
大学入試センターによりますと、センター試験で確認された不正行為は、去年までの10年で全国31の都府県で合わせて65件に上り、67人が全科目の受験結果を無効とされました。
このうち、本人になりすまして他人が受験する「替え玉受験」は2件確認され、このうち東京では平成20年に、女子生徒が、体調不良の同級生に代わって数学を受験し、京都では平成22年に、男子生徒2人が事前に打ち合わせたうえで、互いの受験番号や氏名を使って一部の科目を受験したということです。
また、このほかにも、去年までの10年で、解答終了の合図のあとに記入する不正行為が30件、カンニングペーパーの持ち込みなどが8件、確認されているということです。
大学入試センターは、今月16日と17日の試験を前に、「不正行為は重大な結果を招くことになるので、絶対にやめてほしい」と呼びかけています。

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