トップページBusinessニューストヨタ労組 ベア要求月額3000円 去年の半分に
ニュース詳細

トヨタ労組 ベア要求月額3000円 去年の半分に
1月11日 20時44分

トヨタ労組 ベア要求月額3000円 去年の半分に
k10010368031_201601120102_201601120104.mp4
ことしの春闘で、トヨタ自動車の労働組合は、グループ全体で賃金の底上げを図るためとして、ベースアップの要求額を去年の半分にとどめ月額3000円とする方針を固めました。
トヨタ自動車の労働組合は11日、執行部が協議し、ことしの春闘でのベースアップの要求額を組合員平均で月額3000円とする方針を固めました。
トヨタの労働組合は去年の春闘で6000円のベースアップを要求しましたが、ことしはその半分の水準にとどめることになります。
これは、トヨタグループの労働組合で作る「全トヨタ労連」の中心であるトヨタの労働組合が、中小の組合も要求しやすい額とすることで、グループ全体で賃金の底上げを確実に図るねらいがあります。
また、トヨタの業績は、円安の効果によって、ことし3月期の営業利益が過去最高を更新する見通しになっているものの、国内では新車の販売の低迷が続いていることなどを踏まえたものだということです。
トヨタの労働組合は、こうした方針を今月28日に開く評議会で組合員に正式に提案することにしていて、春闘の相場づくりに大きな影響を及ぼすトヨタの労使交渉の行方が注目されます。

関連ニュース

k10010368031000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ