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高校生がビジネスプランを競うコンテスト
1月10日 19時10分

高校生がビジネスプランを競うコンテスト
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全国から集まった高校生たちが、新しいビジネスの計画を競うコンテストが開かれ、地域の活性化や環境問題の解決に向けたユニークなアイデアが披露されました。
このコンテストは、新たな事業を起こす「起業」について若いうちから関心を持ってもらおうと、政府系金融機関の日本政策金融公庫が開きました。
10日、応募した全国264の高校のうち書類の審査を通過した10チームが、会場の東京大学で最終審査に臨みました。
高校生たちは、地域の活性化や環境問題の解決などに向けたそれぞれのアイデアを発表し、中には地元特産の落花生の殻を活用して消臭剤を開発するという事業を、サンプルを配りながら発表する高校生もいました。
コンテストに参加した高校生の1人は「去年の夏から準備を進めてきました。きょうはとても緊張しましたが、言いたいことは伝えられました」と話していました。
審査の結果、国産のスギ材を活用して、生徒の健康に配慮したユニットタイプの箱型教室を作るというアイデアを考えた、東京の青稜高校3年生の河崎奎太さんが優勝しました。
審査委員長の慶應義塾大学の樋口美雄教授は「日本では会社を起業する場合につきもののリスクを避ける傾向が強いが、コンテストを通じて、大きな問題を抱える社会をよくしていこうという若者が増えてほしい」と話していました。

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