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アフガニスタン和平へ 米中含め4か国が会議1月11日 20時38分
アフガニスタン政府と反政府武装勢力タリバンとの和平を実現させるため、アメリカと中国も参加した初めての会議がパキスタンで開かれ、和平に向けた動きを軌道に乗せることができるかが焦点となっています。
アフガニスタン政府とタリバンは、去年7月、和平に向けた初めての直接協議を行ったものの、最高指導者のオマル師の死去を受けて中断していて、アフガニスタンと隣国のパキスタンは先月、協議の再開を目指して、アメリカと中国も交えた4か国による会議を開くことで合意していました。
パキスタンの首都イスラマバードで11日に開かれた会議には、各国の副外相や外務次官などが出席し、はじめにパキスタンのアジズ外務担当首相顧問が「アフガニスタンの和解に向けた道筋を明確にすることがこの会議の務めだ」とあいさつしました。
会議では、和平を達成するまでの具体的なスケジュールや、タリバンに対して協議への参加を促す方策について意見を交わしたものとみられます。
ただ、タリバン内部には戦闘の継続を求めるグループもあるとみられ、この地域に影響力を持つアメリカと中国が加わることで、和平に向けた動きを軌道に乗せることができるかが焦点となっています。
パキスタンの首都イスラマバードで11日に開かれた会議には、各国の副外相や外務次官などが出席し、はじめにパキスタンのアジズ外務担当首相顧問が「アフガニスタンの和解に向けた道筋を明確にすることがこの会議の務めだ」とあいさつしました。
会議では、和平を達成するまでの具体的なスケジュールや、タリバンに対して協議への参加を促す方策について意見を交わしたものとみられます。
ただ、タリバン内部には戦闘の継続を求めるグループもあるとみられ、この地域に影響力を持つアメリカと中国が加わることで、和平に向けた動きを軌道に乗せることができるかが焦点となっています。