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“半ドア”飛行 韓国国土交通省がLCC特別点検
1月11日 17時46分

“半ドア”飛行 韓国国土交通省がLCC特別点検
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韓国の国土交通省は、今月3日に韓国のLCC=格安航空会社の旅客機が、ドアが完全に閉まっていない状態で飛行していたなどとして、11日から国内のLCCを対象に安全管理が適切になされているか調べる特別点検を始めました。
韓国のLCC=格安航空会社のジンエアーの旅客機が今月3日、乗客乗員169人を乗せてフィリピンのセブからプサンに向けて飛行していたところ、前方のドアが完全に閉まっていない状態だったことが分かり、急きょ引き返しました。
韓国では、去年12月にも別のLCCで、機内の圧力を調整する機械の不具合で旅客機が急降下するなどのトラブルが起きており、これを受けて韓国の国土交通省は11日から来月26日まで、国内にあるLCCの6社を対象に特別点検を行うことにしました。
点検では、整備や運航手順などの安全管理が適切になされているかなどを調べ、不備があると判断された場合には改善するよう命じるということです。
今回のトラブルは、政府のこれまでの調査で機体の老朽化が原因の1つとみられており、ジンエアーは安全対策を強化するとしていますが、韓国国内では利益を優先して安全に対する配慮が足りていないとの指摘も出ています。

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