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イスラム教に理解を 仏各地でモスク一般公開1月10日 8時17分
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去年からイスラム過激派によるテロが相次いでいるフランスでは、イスラム教についての理解を深めてもらおうと、この週末、各地でモスクが一般に公開され、多くの人が足を運んでいます。
フランスでは去年、パリの新聞社やコンサートホールなどがイスラム過激派に襲撃されるテロが相次ぎ、イスラム教徒の間では、一般のイスラム教徒が過激派のテロリストと同一視されるのではないかと懸念が高まっています。このためイスラム教についての理解を深めてもらおうと、フランスでは、この週末、80を超えるモスクが各地で一斉に公開されています。このうち、パリ郊外の町セルジーにあるモスクは、9日公開され、近くに住む親子連れなどがモスク内を見学したりイスラム教についての説明を受けたりしました。
10歳の息子を連れて初めてモスクを訪れた男性は「去年からイスラム教についてニュースになることが多いので、この機会に詳しく知ることが息子にとってもいいだろうと思って来ました」と話していました。また、セルジーにあるモスクの責任者は「イスラム教徒が、他の宗教の人たちとの共生を大切にしていることを知ってほしい。イスラム教によい印象をもってほしい」と話していました。
10歳の息子を連れて初めてモスクを訪れた男性は「去年からイスラム教についてニュースになることが多いので、この機会に詳しく知ることが息子にとってもいいだろうと思って来ました」と話していました。また、セルジーにあるモスクの責任者は「イスラム教徒が、他の宗教の人たちとの共生を大切にしていることを知ってほしい。イスラム教によい印象をもってほしい」と話していました。