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2大流通グループ 増益もスーパー事業は赤字に
1月8日 20時16分

「セブン&アイ・ホールディングス」と「イオン」の2大流通グループの去年11月までの9か月間の決算は、ともにグループ全体では営業利益で増益を確保しましたが、業績が低迷している総合スーパーの事業は営業赤字となりました。
両社が発表した去年3月から11月まで9か月間のグループ全体の決算は、本業のもうけを示す営業利益が、コンビニ事業が好調なセブン&アイで前の年の同じ時期より4%増えて2610億円とこの時期として過去最高となったほか、食品スーパーが好調なイオンで63%増えて808億円と、ともに増益となりました。
一方で、業績が低迷している総合スーパーの事業は、気温が高い日が続き、衣料品の販売が大幅に落ち込んだことも加わって、セブン&アイが144億円の営業赤字、イオンも258億円の営業赤字と、ともに前の年の同じ時期に比べて赤字幅が拡大しました。
営業赤字の拡大を受けて、セブン&アイ傘下の総合スーパー「イトーヨーカ堂」は8日付けで、戸井和久社長が辞任し、後任に亀井淳顧問を社長に復帰させる人事を決めました。

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