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VW新車販売18%減 輸入車トップから陥落
1月8日 13時12分

ドイツの大手自動車メーカー「フォルクスワーゲン」は、ディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載した問題の影響で去年1年間の輸入車のブランド別の新車の販売台数が前の年に比べて18%減少し、16年ぶりにトップから陥落しました。
日本自動車輸入組合の発表によりますと、先月フォルクスワーゲンが国内で販売した新車の台数は4532台で、前の年の同じ月を39.2%下回り、大幅な減少となりました。ディーゼル車で不正なソフトウエアを搭載していた問題が去年9月に発覚して以降、新たな顧客の獲得にブレーキがかかっていて去年1年間の国内での販売台数は前の年より18.8%減少しました。
この結果、フォルクスワーゲンは輸入車のブランド別の年間の販売台数で、16年ぶりにトップから陥落し販売台数を7%伸ばした「メルセデス・ベンツ」が代わって首位となりました。国内では、問題となったディーゼル車は販売されていませんが、フォルクスワーゲンの日本法人は「新車の受注は徐々に回復しているものの、先月の来店客数は前の年の同じ時期と比べ10%減少していて、新規顧客の回復には至っていない」と話しています。

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