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大手銀行 フィンテック専門部署設置の動き相次ぐ1月8日 4時25分
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大手銀行の間では、金融と最新のIT技術を融合したフィンテックと呼ばれる新しい金融サービスを本格的に活用しようと、専門の部署を設ける動きが相次いでいて、顧客の利便性の向上につながるか注目されます。
フィンテックは、スマートフォンを使って代金を決済したりビッグデータなど最新のIT技術を駆使してネット上で融資したりする金融サービスです。日本でも多くのIT企業やネット通販大手が参入していますが、迎え撃つ形の大手銀行の間でも、最先端の技術を取り入れて革新的な金融ビジネスにつなげようと、新たに専門の部署を設ける動きが相次いでいます。
このうち、りそなホールディングスは来週、フィンテックなどを活用して新たなサービスを開発する部署を新設し、今は9人の担当行員を25人に増やします。りそなは、タブレット端末などITを活用して、用紙の記入や印鑑がなくても口座を開設することができる新しいタイプの支店を、去年都内にオープンするなど、フィンテックに力を入れており、専門の部署を中心に新しいサービスを生み出したいとしています。
このほか、三菱UFJフィナンシャル・グループも8日、フィンテックのサービスを開発するための専門の部署を立ち上げて、IT企業や大学などとの連携を強化することにしており、こうした新しい動きが顧客の利便性の向上につながるか注目されます。
このうち、りそなホールディングスは来週、フィンテックなどを活用して新たなサービスを開発する部署を新設し、今は9人の担当行員を25人に増やします。りそなは、タブレット端末などITを活用して、用紙の記入や印鑑がなくても口座を開設することができる新しいタイプの支店を、去年都内にオープンするなど、フィンテックに力を入れており、専門の部署を中心に新しいサービスを生み出したいとしています。
このほか、三菱UFJフィナンシャル・グループも8日、フィンテックのサービスを開発するための専門の部署を立ち上げて、IT企業や大学などとの連携を強化することにしており、こうした新しい動きが顧客の利便性の向上につながるか注目されます。