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フィリピンで黒いキリスト像が練り歩く祭り
1月9日 22時44分

フィリピンで黒いキリスト像が練り歩く祭り
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フィリピンで黒いキリスト像が市内を練り歩く「ブラック・ナザレ祭」が行われ、地元の警察によりますと、100万人以上の信者が参加しました。
この祭りは、フィリピンの首都マニラで毎年1月9日、等身大の木製の黒いキリスト像「ブラック・ナザレ」が山車に担がれて市内を練り歩くものです。キリスト教カトリックとしては世界最大級の祭りとされ、地元の警察によりますと、ことしは100万人以上が参加したということです。
ブラック・ナザレは400年余り前の17世紀にメキシコから持ち込まれたもので、途中の船で火事にあって黒く焼け焦げたとも言われています。ふだんは市内の教会に置かれていますが、信者の間では、触れると病気が治るなどの奇跡が起きると信じられていて、祭りの時に何とか触れようとする大勢の信者が殺到し、負傷者が出ることでも知られています。
地元メディアによりますと、ことしは2人が死亡し、およそ1300人が手当てを受けたということです。
参加した女性の1人は「きょうは子どもと孫と来ました。私は、この子たちがまだ赤ん坊だったころから、この祭りに連れてきています」と話していました。

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