トップページスポーツニュース一覧大リーグ情報流出 カーディナルス元幹部が不正侵入
ニュース詳細

大リーグ情報流出 カーディナルス元幹部が不正侵入
1月9日 15時48分

おととし、大リーグ・アストロズの内部情報がインターネット上に流出した問題で、8日、カーディナルスの元スカウト部長が、アストロズのデータベースに不正に侵入した罪を認めました。
この問題はおととし5月、アストロズのデータベースに保存されていた内部情報がインターネット上に流出したもので、アストロズが当時、ヤンキースにいたイチロー選手の獲得を持ちかけたとみられる情報など、他球団との移籍に関するやり取りも含まれていました。
FBI=アメリカ連邦捜査局が捜査した結果、カーディナルスのクリス・コレア元スカウト部長が関わっていたことが分かり、アメリカの司法省によりますと8日、ヒューストンの連邦裁判所で行われた審理で、コレア氏はアストロズのデータベースに不正に侵入した罪などを認めました。
コレア元部長はカーディナルスからアストロズに転職した球団職員が以前使っていたパソコンの中からパスワードを入手するなどして、おととし3月までおよそ1年間にわたってアストロズのデータベースに侵入し、ドラフト会議に向けた選手のスカウト情報や、他球団との移籍に関するやり取りなどを見ていたということです。
司法省では被害総額を170万ドル(日本円にしておよそ2億円)と算出しています。
アメリカのメディアは今後、大リーグ機構がカーディナルスに対してドラフト指名権の剥奪などの処分を行う可能性があると伝えています。

関連ニュース

k10010366101000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ