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中国海洋調査船の活動 沖縄近海で2倍以上に1月9日 10時43分
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去年、沖縄県の尖閣諸島沖で、中国当局の船が日本の領海に侵入した回数は前の年とほぼ同じでしたが、一方で沖縄近海では、中国の海洋調査船の活動が前の年の2倍以上に増加したことが海上保安庁のまとめで分かりました。
海上保安庁によりますと、去年1年間に、尖閣諸島沖で、中国当局の船が日本の領海に侵入したケースは合わせて35件で、3年前の52件を下回り、おととしの32件とほぼ同じでした。
一方で、沖縄周辺の主に東シナ海では、中国の海洋調査船が、事前に通報しなかったり通報と異なる海域で活動したりするケースが増え、去年1年間で合わせて22件に上りました。これは、おととしの9件の2.4倍に当たり、沖縄近海では、中国の海洋調査船の活動が急増しています。
一方、小笠原諸島周辺では、おととし、200隻を超える中国のサンゴ漁船が押し寄せましたが、去年は長崎県沖と鹿児島県沖でそれぞれ1隻を検挙したものの、日本近海での中国のサンゴ漁船の活動は激減しています。
一方で、沖縄周辺の主に東シナ海では、中国の海洋調査船が、事前に通報しなかったり通報と異なる海域で活動したりするケースが増え、去年1年間で合わせて22件に上りました。これは、おととしの9件の2.4倍に当たり、沖縄近海では、中国の海洋調査船の活動が急増しています。
一方、小笠原諸島周辺では、おととし、200隻を超える中国のサンゴ漁船が押し寄せましたが、去年は長崎県沖と鹿児島県沖でそれぞれ1隻を検挙したものの、日本近海での中国のサンゴ漁船の活動は激減しています。