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インドネシアの女性に「美白」ブーム1月9日 7時03分
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経済成長を続けるインドネシアでは、ゆとりを手にした女性たちが化粧品や肌の手入れに関心を寄せ、化粧品市場が拡大しています。人気は美白効果をうたったもので、日本企業もインドネシア向けの商品を売り出すなど、競争が激しさを増しています。
インドネシアでは、富裕層だけでなく幅広い層の女性が化粧品にお金をかけるようになるなか、日本や欧米のブランドが次々と参入し、化粧品の販売額は毎年10%余り伸びています。
比較的、肌の色が濃い女性が多いインドネシアでは、海外のドラマなどの影響をう受けて「白い肌」を求める女性が増えており、化粧品の中でも美白効果をうたった商品が人気を集めています。生まれながらの特徴を大切にすべきとして、美白ブームには冷ややかな声もありますが、美白に力を入れる女性の1人、アジュン・ダマダティヤさん(27歳)は化粧水や乳液を11種類も購入し、長い日は、1時間半をかけて入念に肌の手入れをしています。
地元の銀行で働くアジュンさんは「人に会うのが仕事なので、より魅力的になりたいです。白くて清潔であることが最も大切です」と、美白に力をいれる理由を説明しています。高まる需要を受けて、日本の大手商社「双日」の子会社は、インドネシア向けに独自に開発した商品を去年8月から売り出し、ジャカルタ以外の都市部にも販路の拡大を目指しています。
インドネシアの女性の間で高まる美への情熱とともに、市場でのシェア獲得に向けた企業の競争も熱を帯びていきそうです。
比較的、肌の色が濃い女性が多いインドネシアでは、海外のドラマなどの影響をう受けて「白い肌」を求める女性が増えており、化粧品の中でも美白効果をうたった商品が人気を集めています。生まれながらの特徴を大切にすべきとして、美白ブームには冷ややかな声もありますが、美白に力を入れる女性の1人、アジュン・ダマダティヤさん(27歳)は化粧水や乳液を11種類も購入し、長い日は、1時間半をかけて入念に肌の手入れをしています。
地元の銀行で働くアジュンさんは「人に会うのが仕事なので、より魅力的になりたいです。白くて清潔であることが最も大切です」と、美白に力をいれる理由を説明しています。高まる需要を受けて、日本の大手商社「双日」の子会社は、インドネシア向けに独自に開発した商品を去年8月から売り出し、ジャカルタ以外の都市部にも販路の拡大を目指しています。
インドネシアの女性の間で高まる美への情熱とともに、市場でのシェア獲得に向けた企業の競争も熱を帯びていきそうです。