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英外相 安保理決議採択で日米と協力の考え
1月8日 16時47分

日本を訪れているイギリスのハモンド外相は、北朝鮮が行った核実験について改めて非難したうえで、国連の安全保障理事会の常任理事国として、新たな決議の採択に向けてアメリカや非常任理事国の日本などと協力していく考えを示しました。
日本とイギリスの外務・防衛の閣僚会合、いわゆる「2+2」に出席するため日本を訪れている、イギリスのハモンド外相とファロン国防相は、8日、神奈川県横須賀市にある海上自衛隊とアメリカ軍の基地で、自衛隊最大の護衛艦「いずも」とアメリカ軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」を視察しました。
視察のあとハモンド外相は記者団の質問に答え、北朝鮮が核実験を行ったことについて、「北朝鮮が核兵器を持とうとしたり、実験しようとしたりするいかなる試みも非難する」と述べました。そのうえで、ハモンド外相は「この地域を不安定化させ、平和への脅威となる北朝鮮による核の拡散のリスクを抑止するため、国際社会は国連において北朝鮮に圧力をかける追加的な行動について一緒に議論することになる」と述べ、国連の安全保障理事会の常任理事国として、新たな決議の採択に向けてアメリカや非常任理事国の日本などと協力していく考えを示しました。
一方、北朝鮮が実験は水素爆弾で行われたと主張してることについて、ハモンド外相は「仮に水素爆弾だとすれば実験は成功していない」と述べましたが、具体的な根拠については触れませんでした。

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