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キム第1書記の誕生日 核実験たたえ権威高めるか
1月8日 6時50分

北朝鮮は8日、キム・ジョンウン(金正恩)第1書記の誕生日を迎え、大規模な祝賀行事は行われない見通しですが、4回目の核実験をキム第1書記の業績としてたたえ、その権威を高めるものとみられます。
北朝鮮のキム・ジョンウン第1書記は1月8日が誕生日で、正確な年齢は公表されていませんが、33歳になったとみられています。
北朝鮮では、キム第1書記の祖父のキム・イルソン(金日成)主席や父親のキム・ジョンイル(金正日)総書記の誕生日には、国を挙げての祝賀行事が行われますが、北朝鮮のカレンダーでは、ことしもキム第1書記の誕生日は平日扱いとなっています。関係者によりますと、職場などで小規模な非公式行事が開かれるところもありますが、大規模な祝賀行事は行われない見通しだということです。
北朝鮮は6日に4回目の核実験を行い、7日夜に国営の朝鮮中央テレビは、核実験の実施を祝う市民のインタビューや踊るピョンヤン市民の様子を伝えています。このため北朝鮮はキム第1書記の誕生日である8日も、核実験の実施をキム第1書記の業績としてたたえ、その権威を高めるものとみられます。
一方で、去年のキム第1書記の誕生日には中国外務省が北朝鮮側に祝意を伝えたことが公表されましたが、ことしは北朝鮮による核実験が行われた直後だけに、中国側の対応が注目されます。

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