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独に流入の難民 去年は最多110万人1月7日 8時52分
ドイツ政府は、去年1年間に中東などからドイツにたどり着いた難民や移民がこれまでで最も多いおよそ110万人になったことを明らかにし、流入に歯止めをかけるため対策を急ぐ考えを示しました。
ドイツ内務省は6日、去年1年間に中東などからドイツにたどり着いた難民や移民の数が1950年に統計を取り始めて以来、最も多いおよそ109万2000人に上ったことを明らかにしました。
内訳は、内戦が続くシリアが最も多くおよそ43万人、次いでアフガニスタンがおよそ15万人、イラクがおよそ12万人などとなっています。また去年、ドイツで実際に難民の申請を行った人はおよそ47万7000人で、おととしの20万人と比較して2倍以上に増えました。
ドイツのデメジエール内相は6日、ベルリンで記者会見し、「ドイツに来る難民や難民申請者の数があまりにも多い。ことしも同じことを繰り返してはならない」と述べ、流入に歯止めをかけるため、政府として対策を急ぐ考えを示しました。
中東などからヨーロッパを目指す難民や移民は地中海の天候が悪化する冬を迎えた現在も後を絶たず、ドイツ政府は危機感を強めています。
内訳は、内戦が続くシリアが最も多くおよそ43万人、次いでアフガニスタンがおよそ15万人、イラクがおよそ12万人などとなっています。また去年、ドイツで実際に難民の申請を行った人はおよそ47万7000人で、おととしの20万人と比較して2倍以上に増えました。
ドイツのデメジエール内相は6日、ベルリンで記者会見し、「ドイツに来る難民や難民申請者の数があまりにも多い。ことしも同じことを繰り返してはならない」と述べ、流入に歯止めをかけるため、政府として対策を急ぐ考えを示しました。
中東などからヨーロッパを目指す難民や移民は地中海の天候が悪化する冬を迎えた現在も後を絶たず、ドイツ政府は危機感を強めています。