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CTBTO「人工的な揺れ 前回よりやや小さい」
1月7日 7時09分

北朝鮮が水爆実験を行ったと発表したことを受けて、国際的な核実験監視網、CTBTOのゼルボ事務局長は6日、電話を通じた記者会見を行いました。その中で、ゼルボ事務局長は、6日に北朝鮮の北部で観測された人工的な揺れについて、「北朝鮮が2013年に行った前回の核実験と似ている。ただ、前回のマグニチュードは5.1だったが、今回は4.8から4.9程度なので、規模としてはやや小さくなっているようだ」と指摘したうえで、今後、大気中に放射性物質が漏れ出していないかなどを調査し、核実験の事実を確認する考えを強調しました。
また、ゼルボ事務局長は、実際に水爆だったかどうかについてはコメントしませんでしたが、「核実験を重ねるほどより多くの技術を得られるようになる」と述べ、核実験が核開発を前進させてしまう危険性を改めて指摘しました。

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