ルービックキューブの歴史
ルービックキューブ(Rubik's Cube)はハンガリーの建築学者エルノー・ルービックが考案した立方体パズルです。驚異的なベストセラーパズルとなったルービックキューブの歴史をタイムラインでご紹介いたします。
・1944年
エルノー・ルービックはハンガリーのブタペストで生まれました。彼は建築家、デザイナー、そして大学教授になっています。
・1974年
ルービックが最初のプロトタイプを開発。これが世界で最も愛されている玩具の最初の公式誕生データとなっています。
彼は3次元幾何学を説明するための「動くモデル」を求め、ドナウ川の流動を見て発明のヒントを得たと言われています。
・1975年
ルービックは「マジックキューブ(魔法の立方体)」として特許を取得。ハンガリーの玩具メーカー「ポリテクニカ」は大量生産が難しい作業を開始します。
・1977年
最初の「マジックキューブ」がブダペストの玩具店で販売されます。
・1980年
アメリカのメーカーであるアイデアル社が販売権を獲得し、マジック・キューブは発明者の名前を冠した「ルービックキューブ」の名前でリニューアル販売されました。
・1981年
12歳の男子学生パトリック・ボサートが書いた『You Can Do the Cube』というタイトルの本がイギリスカラ発売。この本は150万部のベストセラーを記録しました。
・1982年
最初の国際ルービックチャンピオン大会がブダペストで開催。
ルービックキューブの販売台数は1億個を超え、ルービックの名前がオックスフォードの英語辞典に載りました。
・1990年
エルノー・ルービックはハンガリー工学アカデミー(Magyar Mernoki Akademia)の総長の座に就く。
後に、国際ルービック財団を設立し、特に才能のある若手のエンジニアや工業デザイナーの支援に乗り出しています。
・1995年
ダイヤモンドカッターズインターナショナルはルービックキューブ生誕15周年を記念して「マスターピース・ルービックキューブ」を作りました。
それは金とカラフルな宝石で覆われ、精巧に機能する185カラットのキューブです。
・2005年
7月26日にルービックキューブ生誕25周年を祝いました。
これを記念してルービックキューブの特別限定版が作られました。
・2007年
国際ルービックチャンピオン大会の25回記念大会が10月5から7日にかけてブダペストで開かれました。
エルノー・ルービックはそこで自分で賞を与えるためにそこにいました。
・そして現在…
エルノー・ルービックは現在、引退しその生活を楽しんでいます。しかし、ルービックスタジオはハンガリーなどで若いデザイナーとゲームのデザインを続けています。
ルービックキューブは現在まで世界で3億個が販売されています。
日本では…
日本では1980年7月25日に発売されました。同年の6月には朝日新聞ですでにルービックキューブのことが数学者に注目されるパズルとして紹介されており、1980年から1981年には日本中でルービックキューブが大ブームとなりました。
1981年2月には海賊版が出回る事態まで発生しています。日本では、正規品だけでも発売から8ヶ月の間に400万個以上という売り上げを記録しました。
1981年1月31日には帝国ホテルで「第1回全日本キュービスト大会」が開催されて400人の参加者が集まりました。6歳から68歳までと幅広い年齢層の愛好家が参加し、6面完成までの時間を競い合っています。
この大会での優勝記録は当時16歳の高校生が記録した2分37秒(3回の合計)となっています。優勝者には賞品として自動車が進呈されています。
また日本では、6面完成をさせた者に対して認定証が贈られるシステムがある。2005年9月までに2万人以上が認定されており、その中にはコメディアンの萩本欽一も含まれています。