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NY原油市場 一時30ドル割り込む
1月13日 4時15分

NY原油市場 一時30ドル割り込む
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12日のニューヨーク原油市場は、中国経済の減速で原油の需要が低迷するという見方などから売り注文が相次ぎ、原油の先物価格は、一時、およそ12年1か月ぶりに1バレル=30ドルの大台を割り込みました。
12日のニューヨーク原油市場は、OPEC=石油輸出国機構が緊急の総会を開くのではないかという観測からいったんは原油の先物に買い注文が入りましたが、その後は、中国経済の減速で需要が低迷するという見方などから再び売り注文が相次ぎました。
その結果、国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格は、一時、1バレル=30ドルの大台を割り込んで29ドル台後半に値下がりし、2003年12月以来およそ12年1か月ぶりの安値水準を更新しました。
市場関係者は「原油は中国経済の減速などで需要の増加が見込めず、供給過剰な状態が長引くとみられている。原油の先物価格は1バレル=20ドルまで下落すると予測するアメリカの投資銀行もあり、今後、さらに値下がりする可能性もある」と話しています。

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