”罠”の感想を書こうと思いながらなかなか時間がないから、なぁなの「愛とは相手のため」というセリフが真かどうかについて。
なぁなの「愛とは相手のため」というセリフと、緒月さんの「愛とは自分のため」というセリフ、どっちなのか？
改めて考えてみた。
相手のためと思いながら、相手の現在の意思と違うことを言うたりするやろ。
それが果たして相手のためになっているか？
自分のために相手を動かしているのではないのか？
私はよく、伊達娘に対して、「舞台女優になりたかったのではないのか、いまAKBでバラエティとかお笑いとかしていて本当にいいのか」と、何度も言っていた。
ココにひとつの解があると思う。
”行く川の流れは絶えずして、しかも本の水にあらず”というとおり、森羅万象移ろい行くもんや。
人間の考えなんてそんなもの。
だからこそ、日本の祖先は、日本人が同じ過ちを犯さんようにと、武力を放棄したり、憲法を改正するには2/3の賛成がないといけないとか、条件をガチガチに固めて日本国憲法を作った。
けれども、移ろい行く為政者の恣意のもとで、解釈がどんどんゆがめられて、もういまでは日本は戦争をしようとしている（私は既に戦闘状態と認識している）。
そんなときに、「あなたはそれでいいのか、かつてはこんな意思であったのじゃないのか？」と、移ろい行こうとする人々に対して、彼らが初心で言っていたことを覚えていて、問いかけるヒトが必ず必要やねん。
そして、初心で言っていたことといまの状態と比較して、いまのほうが低いところにいた場合、叱咤する人間がおらなアカンねん。
本当の愛ってそういうもんなんちゃう？
そう考えると、「愛とは相手のため」といえる。
自分なんてどこにもない。
けれども、相手を思ってそう主張する人間は、世界中で自分しかいない場合がままある。
それが、ほかのヒトから見たら、「愛とは自分のため」のように見える場合もあるかもや。
当時中学生の伊達娘に対して求婚するなんて、と、私は裁判所の判決を含めて大勢から言われ続けてきた。
けれども、その根本には、伊達娘が初公演で、ブロードウェイに立ちたいと発言したのがあって、本当にブロードウェイに立つならば、それを近くで継続して応援する人間が必ず必要で、そのためには結婚してもいい、というのが私の趣旨やってん。
いまもその思いは変わらん。
中学生の夢だから、いまはお笑いとかに移っていてアタリマエで、舞台女優に縛るな、などとも散々言われたよ。
けれども、伊達娘がAKBからの卒業を発表するにあたり、Google+に書いてきたことは、
”卒業後は、小さい頃からの夢である女優さんになるために、ひたすら努力し、お芝居の勉強に専念したいと思います。”
と、私がかたくなに言ってきたことと変わらん。
”移ろい行くヒトのココロに対して、そのヒト初心を覚えていて常に気にかけ、問いかけること”
愛を定義すると、こういうことちゃうかなあ？
Googleで検索
しても、私以上にズバリと言い当てた言葉はないやろ。
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