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東京 原油先物 7年1か月ぶり安値
1月12日 16時34分

連休明けの12日の東京商品取引所は、中国経済の先行きへの不透明感が広がり、原油の需要が低迷するという見方から原油の先物に売り注文が集まり、先物価格は12%以上急落し、およそ7年1か月ぶりの安値となりました。
連休明けの12日の東京商品取引所は、原油の先物に売り注文が集まり、取り引きの中心となることし6月物の先物価格は、一時、1キロリットル当たり2万2700円と、先週末と比べて3280円、率にして12%以上急落し、平成20年12月以来、およそ7年1か月ぶりの安値をつけました。結局、12日は1キロリットル当たり2万2790円で取引を終えました。
原油価格が急落したのは、11日のニューヨーク原油市場で中国経済の先行きの不透明感から、原油の需要が低迷するという見方が広がり、国際的な原油価格の指標となるWTIの先物価格が一時、1バレル=30ドル台まで下落した流れを受けたものです。
市場関係者は、「中国・上海市場で株価が再び下落傾向にあるなど、中国経済の先行きの不透明感は根強いため、原油がどの水準で下げ止まるか見通せない。このため、投資家はリスクを避けようと原油市場から資金を引き上げる動きを強めている」と話しています。

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