… |
16/01/12(火)12:17:10 No.331972282 del
「あ……あ、ぁ、目、ぇ、私っ、目、が、ぁ、ぁ、ひ、ゃ、やめっ、西住ちゃ、やめっ、やめっ、がっ、やめてやめてやめてやめてお願いしますおがいじますお願いじまず西住ちゃん西住ちゃん西住ちゃん西住ちゃ──ぁ」 杏の両目から滂沱の涙がこぼれ落ちる。みほは彼女の酷く痛々しい姿に心を痛めた。可哀想だなぁ、痛そうだなぁ、早く楽にしてあげないとなぁ。 指の第二関節からグイッと内側に、少し強めに折り曲げる。 杏は猛獣のような叫びを上げる。彼女の股からは黄色い尿が洪水ように流れている。みほは左右に逃げられないように片足で杏の身体を押さえて、ひと思いに力を込めて引き抜いた。 「──あ、取れちゃった」 みほの手には血で汚れた、ピンポン球のように小さな眼球があった。 杏は身体全身を痙攣させ、虚ろな片方の目は空を捉え、「あ、あ、」と壊れかけのロボットのように繰り返しつぶやいた。みほは眼球を口の中に含んで舌で転がし、綺麗になった眼球を杏に見せびらかすように差し出した。 「ほら、見えますか? 凄いですよ会長。よく頑張りましたね。もう片方は指じゃなくて、ちゃんと道具を使ってあげますから」 |