ちょっとした自慢話
いつも子供とのバトルばかりをぶつくさ書いているので、たまには彼女についての自慢話を書いてみます。
本人は断然絵を描く方を愛しているのですが、彼女には結構文才があります。親ばかというわけでもなく、この文才で受験を何とかクリアしたのです。入学以来の世にも素晴らしい理数系の成績(要はほばビリ!)をとっていることから分かるように、入学試験も作文以外はおそらく、いや確実にギリギリ。というか作文で奇跡を起こしたのではないかと親子で納得しているくらいにその他の点数には自信がないのです。(事実補欠合格の下から2番目くらいでした)
今通っている学校はとにかく文章を書くことに非常に力を入れているので、何かというと作文、作文、もしくは何行でまとめなさい。感想文を書いてきなさい。要約をしてきなさいが多く課せられています。面白いところでは、国語の授業で勉強した作品の続きを想像して書いてみましょう、なんていう課題もあります。彼女はそういう課題がお手のモノで、
「宿題終わってるの?」
「大丈夫、すぐできるやつだから」
の会話がなされる時は、つまり文章を書く宿題だから平気という意味なのです。へたをすると朝の通学電車の中で、さらっと書いてしまう(つまり面倒くさいしすぐ書けるから)始末です。入学して最初に書かされた作文で学年通信に掲載されたのですが(のったのは10人くらいだったと思う)それで注目されて、しばらくの間あの作文の子と呼ばれていました。(これは本当にただの自慢ですね)
こういうのをまさに芸は身を助けるとでも言うのでしょう。(これは数々の反省文を書く時にも大いに役立ちました)
小学校5年生くらいの時、「あれ、もしかしたらこの子文才があるんじゃないかな?」と思って、作文の通信講座をやらせてみたのもよかったみたいです。(勿論、しつこく言わないと課題に手をつけず、バトルです)そして6年の時の担任の先生がとても教育熱心な良い先生で、生徒に毎日日記を書かせて、こまめにコメントをつけてくれたことも作文の技術を磨くことに大いに役立ったみたいです。
が、ここで作文のみならず違う才能にも目覚めるというおまけがつきました。それは創作、つまり物語をつくることにも才能を発揮したのです。
でもこれは朝寝坊をして、もしくは日記を書くのが面倒くさい(いつもこれ)彼女は適当なウソ話を書いて提出したことがあったのですが、これがまさかのOK!!!それからたびたびお話をつくっては提出していたそうです。
現在彼女は学校の部活で文芸部に所属しています。部活の友達と携帯電話のメールでリレーのように交互で話をつくっていくという遊びを時々しているようですね。でも私には絶対読ませてくれません。最近は学校の課題も読ませてくれなくなりました。
「理由はないけど絶対、嫌!」
と言われてしまいました。........悲しい。
何かネット上でも物語を連載しているそうです。結構評判がいいみたいで、見知らぬ読者に続きを催促されるとのこと(全裸土下座の絵文字で次回を待ち望む読者がいるらしい、ありがたいけどなぜ全裸???)
とりとめもないですが、このな感じです。
これしか教えてくれなかったのですが、話の結末はハッピーエンドでもバッドエンドでもないあいまいなどっちつかずの感じで終わらせるのが好きとのことでした。
いつか必ず読んでみせるぞ!